SEO対策において、バックリンク(被リンク)は効果的か?
このページに訪れたということは、あなたもこの質問に興味があるかと思います。結論から言うと、バックリンクには検索順位を高める効果があります。
ただし、どんなバックリンクでも効果があるのではなく、意味のあるバックリンクの場合のみ、相当な効果を発揮します。
SEO外部施策としてのバックリンクはペナルティー?
本題に入る前に、そもそもバックリンクはペナルティーになるのか?いけないことなのか?そんな話に触れておきたいと思います。
これも結論を言ってしまえば、バックリンクは適切に行えばペナルティーにはなりませんし、悪いことでもありません。むしろ、必要とされることもあります(というより、そういうリンクが効果あります)。
たとえば、手前味噌で恐縮ですがこんなケースはどうでしょう。
弊社公式サイト『株式会社サイトマート』から弊社で運営するサーバー移転事業『サイト引越し屋さん』にリンクさせる。
これもリンクを送るという意味ではバックリンクですが、このバックリンクの仕方が悪いとは誰も感じませんよね?だって、自社の公式サイトから自社のサービスを紹介しているのですから。
このように、そのリンクに必要性が感じられれば、故意的なバックリンクであってもペナルティーになることはありません。それはアフィリエイトサイトでも同じです。ユーザーによって有益なリンクであれば、自分のサイト群でリンクし合っても問題はないのです。
意味のあるバックリンクとは?
ではそろそろ本題に入っていきますが、効果のあるバックリンク、意味のあるバックリンクとは一体どんなものでしょう?
それを一言でいえば「ユーザーに必要とされるリンク」です。逆にいえば、そのリンクが貼られていなくとも困らない、誰も必要としていないリンクの場合、効果は出ないです。悪質な場合はペナルティーの対象にもなります。
で、先ほどの”必要とされる”の部分を突き詰めて考えるなら、そのリンクを貼ることでユーザーから「感謝」されたり、「役に立った」と思われるリンクが意味のあるリンクです。
たとえば、Aという話題について話しているときに、Aに関連するBやCについても触れたとします。そのときに関連記事や関連サイトとしてBやCに関連するサイトを紹介するのはユーザーの役に立っていますので、バックリンクとしても意味があるわけです。
グーグルはどのようにしてユーザーの感情を読み取ってる?
でも、ユーザーの役に立つことを心掛けるといっても「グーグルはどうやってそれを判断してるんだよ」そう思ってしまったかもしれません。それに関していえば、グーグルはユーザーの感情を読み取る術をしっかり持っています。
たとえば、
バックリンクのクリック数やクリック率、これらは「ユーザーがそのリンクに対してどれだけ興味を持ったか」を汲み取ることができますし、
バックリンクをクリックした後、その先のサイトをどれだけしっかり読み込んだか(滞在時間や1人当たりのPV数など)は「被リンク先のページが本当に役に立ったか」を汲み取るのに寄与します。
このようにグーグルは、そのリンクをクリックする前や後のユーザー行動を分析することで、そのバックリンクの有用性を判断しています。
意味のあるバックリンク(被リンク)と意味のないバックリンクの違い
それでは最後にまとめておきます。
意味のあるバックリンクとは・・・
⇒ユーザーの役に立つリンク(アクションが伴うリンク)
意味のないバックリンクとは・・・
⇒SEO目的のためだけにやった情報として価値のないリンク
自社のサイト群でリンクを貼る際は、上記の点を意識していただければと思います。