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アフィリエイトにおけるランディングページ(LP)の目的や構成

アフィリエイトにおけるランディングページ

ネット業界には様々なワードが存在しますが、その中でも重要かつよく耳にするワードの1つが「ランディングページ(LP)」です。この言葉を聞いたことがあるけれど、いまいち理解できていないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今日は、一般的なランディングページ(LP)の解説から始め、アフィリエイトにおけるランディングページ(LP)の目的や、理想的な構成例をご紹介していこうと思います。

ランディングページ(LP)とは・・・

早速ですが、ランディングページ(LP)の本来の意味は、
ユーザーがサイトに訪れた際に最初に見たページを意味します。

たとえば、検索エンジンなどに広告を出稿していてそこから「商品紹介ページ」に来ればそのページはランディングページですし、純粋に検索結果から「会社概要」などに辿り着いてもそれはランディングページとなります。

英語のLandを日本語に訳すと「着地する」という意味であるように、ランディングページ本来の意味は、ページ内容によって判断されるものではないということです。

アフィリエイターにおけるランディングページ(LP)の目的

ただし、先ほどの意味合いはあくまで語源であって、実際の現場で使われる意味合いは少し変わってきます。特にインターネット集客全般、アフィリエイト、ネットショップの場合には、以下のような意味合いでランディングページという言葉が使われます。

ランディングページ(LP):ユーザーに「アクション」を起こさせるページ

たとえば、「新規会員登録」や「メルマガ登録」を促すページ、「お問い合わせ」を設置したページ、「商品をセールス」するページなどがそれに当たります。セールスレターと呼ばれる1枚型の長い文章構成で作られた商品紹介ページはよく見かけることと思います。

ここからさらに、アフィリエイターが使うランディングページとなると、またニュアンスが変わります。なぜなら、アフィリエイター自身が自社の商品やサービスを持っているわけではないので、あくまで商材のランディングページに誘導するためのランディングページを作ることになります。

たとえば、成約までのランディングページの立ち位置を見ると以下のようになります。


・ブログの個別記事

・ブログ内のランディングページ

・アフィリエイト商材のランディングページ

・成約!

つまり、アフィリエイターが作るランディングページの時点では、いかにその商材に「興味」を持ってもらうか、「必要性」を感じてもらうかが重要になります。逆にいうと、その後のセールス(成約)を担当するのは商材自体のランディングページということです。

(商材のLPがダメだとアフィリエイトで成果が出ないと言われる所以です。)

ランディングページ(LP)の構成

では最後に、ランディングページ(LP)の代表的な構成例を2つご紹介するとともに、その使い方についても解説していきます。

  • PASONAの法則
  • AIDMAの法則

「悩み」や「問題」から訴求するならPASONAの法則

1つ目に紹介する型はPASONAの法則です。PASONAの法則に関しては、ユーザーが抱える悩みや問題に対して訴求する場合に有効で、以下の流れで構成されています。


・Problem = ユーザーに対して「問題」を提示する

・Agitation = 問題について「煽り(あおり)」を加える

・Solution = 先ほど挙げた問題の「解決策」を提案する

・Narrow down = 限定性や希少性で「絞り込み」をかける

・Action = ユーザーに「行動」させる

たとえば、ニキビに悩む女性に対してニキビケア商品をアフィリエイトするケースであれば、以下のような文章構成が考えられます。

P)最近、おでこのニキビで悩んではいませんか?おでこニキビは化粧をしても目立つので、恥ずかしいですよね。

A)そんなおでこニキビ、実は放っておくと化膿してしまったり、最悪の場合は跡が残ってしまうようです。

S)そこでお勧めなのが「ニキビケア商品A」です。Aに含まれているB成分はニキビの炎症を抑えるので、普通より早く治すことができます。もちろん、ニキビ跡は残りません。

N)しかも今なら20%オフで購入できるキャンペーンをやっています。あと3日で終わってしまうので、気になる方は急いだほうが良いかもしれません、、、

A)今すぐ購入したい方はこちらの公式サイトへ!

人間は「プラス⇒プラス」よりも「マイナス⇒プラス」の時のほうがアクションを起こしやすいです。そのため、PASONAの法則の場合はマイナス要素に寄り添って話を展開していくので、うまくハマれば成約率は高くなります。

「願望」や「欲求」を換気するならAIDMAの法則

2つ目にご紹介するのはAIDMAの法則です。先ほどのPASONAの法則ではネガティブ要素からユーザーを引きつけたのに対し、AIDMAの法則では興味や関心からユーザーを引き付け、成約まで結びつけます。


・Attention = ユーザーの「注目」を集める

・Interest = 「興味」を掻き立てる

・Desire = 「欲求」を感じさせる

・Memory = 「記憶」を呼び起こし欲求を高める

・Action = ユーザーに「行動」させる

たとえば、投資商品の例で考えてみましょう。

A)もしなたの月収があと毎月5万増えるとしたらどうでしょう?しかも不労所得です。

I)アメリカで絶世を風靡した投資ファンドが日本にやってきました。期間限定の募集です。

D)毎月あと5万円あれば、、、美味しいご飯、旅行、洋服、色んなものが手に入りますね。もちろん、心にも余裕ができると思います。

M)思えば社会人に成り立ての頃は「稼いでやる」とか「将来はマイホームが欲しいな」と夢見ていませんでしたか?毎月あと5万円の収入があれば、その夢は現実となります。

A)その夢を叶えられるかどうかはあなた次第。さあ、今すぐ公式サイトへ!

PASONAの場合は問題点に沿って話が展開するので分かりやすいのですが、AIDMAの場合はユーザーの根源的な欲求を考察する必要があるので、少なからず想像力も必要となります。

ただ、なにか商品・サービスを購入する時というのは必ず欲求が伴いますので、欲求に訴えかけるAIDMAの構成を身に付ければ、幅広い商品に対して応用が可能です。

まとめ

ランディングページは成果の大小を左右するページです。そのため、1度作って放置してしまうのではなく、「もっと良くなるためにはどうすれば良いか?」と常日頃から研究することが重要になります。

また、まだランディングページの作成に慣れていない方の場合、まずは先ほど紹介したような型通りに作ってみることです。既に成果が出やすいとされている型を真似することで、ある程度のクオリティには達します。

是非とも今回の記事を参考にしていただけると幸いです。

メールマガジンとステップメールの違いから見る両者の使い分け

メールマガジンとステップメールの違い

アフィリエイトやウェブ集客のコンサルティングをしていると「メールマガジンとステップメールの違いはなんですか?!」というご質問を受けることがあります。これらは、メールを配信するという意味では似てるように思えますが、全く異なる性質を持ったものです。

今日はメールマガジンとステップメールの違い、それから両者の使い分けを解説していきます。

メールマガジンとステップメールの違い

メールマガジンとステップメールの違い、それは「1回で完結するのか、それとも複数回で段階的に読ませるのか」ということです。メールマガジンは基本的に1回の配信で内容が完結するタイプを差すのに対し、ステップメールでは複数回に分けてメールを配信していきます。

ステップメールが”複数回”で”段階的”に配信する意図としては、以下を目的としています。

  • ストーリーに乗せてセールスをかけたい場合
  • 順番に学んで欲しいコンテンツがある場合

例えば、あなたがアパレルの販売やアフィリエイトをやっているとして、「今年の一押しアイテム」のような形でメールを配信するならメールマガジンですし、「カッコイイ男に見せるための着こなし講座」という内容を配信するならステップメールとして流れを考える必要があります。

逆に言えば、仮に複数回でのメール設定をしていたとしても、そこにストーリー性がなかったり順番に読む意味がないとしたら、メールマガジンを複数回設定しているに過ぎません。

メールマガジンとステップメールの使い分け

では次に、メールマガジンとステップメールの使い分けについてお話します。

まず最も明確な使い分けのポイントとしては、先ほども言ったように

  • 内容にストーリー性があるかどうか
  • 順番に読ませる必要があるかどうか

これら2点によって判断ができます。

上記のどちらかに当てはまるようなら、迷わずステップメールを選択すべきです。

また、もう1つの大きなポイントとしては「高額商品」を売る場合です。この場合においてもステップメールを使う必要があります。1回のメール配信だけで高額な商品をセールスするのはまず無理です。これは自分がセールスされる立場になるとイメージできます。

たとえば、マイホームのセールスを想像してみてください。

初めて出会った不動産会社からその日のうちに営業されたらどう感じますか?まず買わないと思います。逆に、何日もかけて家の良さを伝えてくれたり、その家に住んだらどんな未来が待っているか教えてくれたら、段々と買ってもいいかなと思えてくるはずです。

メールによるセールスもこれと全く同じで、高額な商品の場合は時間をかけて何度も接触する必要があります。また、高額商品以外にも、情報商材やコンサルサービス等の中身がイメージしにくい商品の場合もステップメールが効果を発揮します。

まとめ

簡単ではありますが、以上がメールマガジンとステップメールの違い、それから両者の使い分けのポイントになります。どちらを活用するかはあなたのビジネス内容によって変わりますので、今日の話を踏まえて使い分けるようにしてください。

また、メール配信の種類以前にメール配信のツールで悩んでいる場合には、「アスメル」を使っておけば間違いありません。メールマガジンでもステップメールでもどちらでも対応できます。

参考)

>>ステップメール配信サービス「アスメル」を1年使ってみての感想・レビュー

>>ステップメール配信サービス「アスメル」を2年使ってみての感想・レビュー

タスク形式で記事が集まらない時は、継続的に発注をかけること

タスク形式で記事を集める

あなたはランサーズやクラウドワークスで記事を発注する際にどのような形式で依頼していますか?プロジェクト形式、コンペ形式、タスク形式などいくつか種類がありますが、タスク形式で依頼をかけている方も多いことかと思います。

タスク形式は単純作業を依頼するために利用すると思われがちですが、意外にも頭を使う作業にも応用が効きます。作業者から上がってくる成果物というのは、発注者がどれだけ制作の意図を伝えられるか・引き出せるかにもよるので、活用の仕方次第で可能性は広がります。

さて、そんなタスク形式での発注ですが、中には成果物(記事コンテンツ)が集まらずに困っている方もいるのではないかと思います。なので今日は、私が普段タスク形式で依頼をかける際に、少しでも多くの成果物を集めるために心がけていることをシェアします。

何度も依頼をかける

体育会系のノリになってしまいますが、1度の発注でうまく集まらない時には、何度も依頼をかけることです。これだけ聞くと根性論のようになってしまいますが、ちゃんと理由もあります。

タスク形式の依頼にかかわらず、作業者からの提案の集まり具合というのは、依頼の露出具合によって決まります。多くのランサーに見られるほど提案も集まりやすいというわけです。

そのため、1度目の依頼でリーチしたランサーと2度目の依頼でリーチするランサーは異なる場合がほとんどです。常にアクティブなユーザーもいれば、1ヶ月の中で時間に余裕のある日程だけ仕事をしているランサーもいますからね。ですので、何度も依頼をかけることで、ある時はほとんど記事が集まらない時もあれば、一気に集まる時もあるというわけです。

頑張り屋なランサーがまとめて作業することも

タスク形式の依頼では、1人のランサーに複数提案の許可を与えることができます(提案回数を1人1回にすることも可能)。そのため、ラッキーパンチ的な要素を多分に含んではいますが、たまに頑張り屋なランサーさんが大量にタスクをこなしてくれる場合があります。

スキルの高いランサーさんが大量のタスクを担当してくれた場合、それはもはやプロジェクト形式で依頼したことと似たような状況になるので、低コストで高クオリティの外注が可能です。

複数のクラウドソーシングで同時発注する

また、何度も発注をかける以外にも、複数のクラウドソーシングに同時発注をかけるという方法も、提案を増やすのに有効な戦略です。

ランサーの方にも使うサイトのデザインや使いやすさ、機能に好みがあるので、メインのクラウドソーシングを決めている場合が多いです。そのため、複数のクラウドソーシングに同時発注をかけることで、幅広いランサーに依頼をリーチすることが可能になります。

同時発注の際の注意点

ただし、同時発注をかける際は注意点もあります。それは、全く同じ作業内容を発注してはいけないということです。たとえば、ランサーズとクラウドワークスにて、AからEまでの作業を発注し、そのうち以下のように提案が集まったとします。

※両社にABCDEの作業を発注
【ランサーズ】    ABCDの提案が入る。
【クラウドワークス】 CDE の提案が入る。

CとDの作業が被っていますよね?こうなってしまった場合、外注費用を無駄にしてでも提案を受け取るか、または無残にも提案を拒否することになってしまいます。そのため、成果物が被る同時発注は避けるべきです。

逆に言うと、体験談の募集や、個々人の意見が盛り込まれるような記事・コラムなどの場合、いくら同時発注をかけても内容が丸被りになることはないので、同時発注に適しています。

もし現在1つしかクラウドソーシングを利用していない方は、記事発注の可能性を広げるためにも、以下の2サービスは最低でも抑えておきましょう。


【ランサーズ】

クラウドソーシング「ランサーズ」

【クラウドワークス】


ココナラで稼いだお金(ポイント)をココナラで使ってはいけない理由

coconala

今ではランサーズやクラウドワークスといった大手のクラウドサービスと並んで人気になりつつある、ココナラ。ワンコインマーケットと呼ばれる新しいスタイルが売りとなっており、利用した経験のある方も多いと思います。

かくいう私もココナラはかれこれ1年弱利用させていただいており、非常に有難いサービスの1つではあります。ですが、ココナラで稼ぐことは良くても、ココナラで稼いだお金をココナラで再投資するのは良くないと感じています。

今日はその理由をお話します。

ココナラで稼いでココナラで使うとは?

本題に入る前にまず、「ココナラで稼いでココナラで使う」という意味を解説しておきます。

ココナラでは、他のクラウドソーシング同様に、発注者受注者がいます。ランサーズで言うところの、クライアントとランサーの関係です。ということは、技術や知識、作業によってお金を受け取る側と、お金を支払う側が存在します。

また、中には両方を兼ねる場合もあります。私もその1人で、自分の知識や技術をココナラで出品し、お金を稼いでいますが、同時に、自分が苦手とするデザイン系の作業はお金を払って代行していただいています。

このように、ココナラ内で受注者として稼いだお金を、今度は発注者として消費することを、ここでは「ココナラで稼いでココナラで使う」と表現しています。

 

更に、ココナラでは上記の流れがスムーズにいくよう、稼いだお金は出金処理するまでアカウント内に残高として残り、いつでも使える仕組みがあります。

account

そのため、稼いだお金は一度出金し、再度支払い処理をする必要のある他のクラウドソーシングに比べ、再投資しやすい環境が整っていると言えます。

【ココナラの場合】
ココナラで稼ぐ ⇒ ココナラで消費する
【ランサーズの場合】
ランサーズで稼ぐ ⇒ 銀行に出金する ⇒ ランサーズで支払う

なぜココナラで再投資してはいけないのか

では本題、ココナラで稼いだお金をココナラで再投資してはいけない理由について。それはココナラの利用手数料に原因があります。

クラウドソーシングはどこも、働く側と依頼する側を繋げるプラットフォームを提供する代わりに、プロジェクトが完了すると手数料(仲介料)を取っています。手数料の形態は各社異なりますが、ココナラが圧倒的に高いのが現状です(2016年10月現在)。

【ココナラの場合】

ランク エキスパート ポピュラー ノーマル
利用手数料 25% 30% 30%

【ランサーズの場合】

依頼金額 20万円超部分 10〜20万円部分 10万円以下部分
利用手数料 5% 10% 20%

【クラウドワークスの場合】

依頼金額 20万円超部分 10〜20万円部分 10万円以下部分
利用手数料 5% 10% 20%

 

上記の表を見ていただくと分かりますが、ココナラは他のサービスに比べて利用手数料が高いです。現在最もレベルの高いエキスパートに昇格したとしても、以前として手数料は25%取られるため、ランサーズやクラウドワークスの最高手数料20%を超えていることになります。

そのため、万が一ココナラでお金を稼いでココナラ内で消費した場合、2回のプロジェクトで抜かれる手数料の分だけ損することになります。もう少し詳しく解説していきます。

2回のプロジェクトによって

たとえば、あなたがココナラで1,000円で出品しているサービスが1個売れたとします。この時、あなたのランクがエキスパートなら、手数料25%が引かれた750円を稼いだことになります(見易さの都合上、税別で表記しています)。

そして、ココナラ内で気になるサービスを発見し、このお金を使ってココナラ内で発注をかけたとします。ココナラでは750円を設定することは出来ないので、500円のサービスを購入し、250円おひねり機能と使った計算でいきます。

この時、1000円以下のサービス購入においては、受注者がエキスパートであっても手数料は30%取られるため、相手が受け取るお金は525円です。最終作業者に渡る予算は525円となりました。

それに対し、仮にランサーズで同じことをやった場合(本来プロジェクト形式ではもっと大きなお金を扱いますが)、1,000円で受注した仕事では800円が自分の手元に残り、それを発注に回しても相手には640円残ります。最終作業者に渡る予算は640円となりました。

受託者にいくら回してあげられるか

つまり、同じお金でプロジェクトを受注し、お金を稼ぎ、そのお金で発注をかけたとしても、最後の受注者に残るお金が少なくなってしまうのがココナラです。利用するたびに手数料が引かれるため、なるべく手数料が低いサービスを使う方が、最終受注者にお金を残すことができます。

そのため、一概にお金をかければ良いとは言えませんが、一般的にはお金をかけるほど良いサービスを受けられるため、ココナラを利用するほど損する可能性があると言えます。この理論でいくと、ココナラで稼いだお金は他のサービスで消費するべきと言えそうです。

ただし、格差が存在する

ただ、ここまで説明しておいて今更という気もしますが、各社のサービスには受注金額の格差が存在すると感じています。たとえば、バナー作成やデザイン依頼などの場合、最終的にあがってくる作品のクオリティが同じだとしても、ランサーズやクラウドワークスよりココナラの方が安く済む傾向があります。

これはどの業界にもあることだと思いますが、所変われば商品の相場も変わってきます(せどり経験者の方はよく分かるかと思います)。これは物体として見える商品だけでなく、知識や技術、スキルなどの見えない商品においても同じようです。

そして、この価格差を利用すれば、たとえ手数料の高いココナラにおいても、他のクラウドサービスよりお得に、良いサービスを受けることが可能です。具体的には、先程もお伝えしたようにデザイン系の仕事や、ちょっとしたバグの修正依頼、簡易プログラムの作成など、ココナラで発注する方が安く依頼が可能です。

>>まだココナラを利用していない方はこちら

メルマガとウェブサイト(ブログ)の違い②コンテンツの保管性と継続性

メルマガとウェブサイトの違い第二回目、本日は「コンテンツの保管性と継続性」という内容をお届けします。

第一階からご覧になる方はこちら。
>>メルマガとウェブサイト(ブログ)の違い①「攻め」か「待ち」か

コンテンツが働き続けるかどうか

タイトルは小難しい表現を使ってしまいましたが、今日お伝えしたいことを要約するとこれです。

作ったコンテンツが働き続けるかどうか

ブログの場合、あなたもご存知の通り、一度コンテンツ(記事)を作ってしまえば、継続的に働き続けます。そのコンテンツがサイト内に残り続け、検索エンジンから集客し、コンバージョン(成約)を生み出すことが出来ます。

逆に、メルマガの場合には、継続的に働き続けることはありません。

メールが届けられたユーザーに関しては何度でもコンテンツを閲覧することが出来ますが、ブログのように継続的に閲覧ユーザーが増える仕組みにはなり得ません。またメルマガの場合は、ユーザーは限られたコンテンツ(送った分のメール)しか閲覧できないため、不特定多数のユーザーが横断的に情報を閲覧することが出来ません。

そのため、限られた内容を、限られたユーザーにだけ届ける仕組みと言えます。

使い分けが重要

ここまでの説明だけだと、多くのユーザーに多くの情報を届けられるブログの方が、メルマガより優れているような印象を与えそうですが、そういうわけではありません。それぞれに特徴があるように、その媒体に見合った使い方をすることで、どちらも有効なメディアとなります。

たとえば、

ブログではとにかく記事を追加し、検索エンジンからの流入を増やす。そのうえでコアユーザーをメルマガに誘導し、更にロイヤリティを高める手法は有名です。この手法ですと、ブログを閲覧したうえでメルマガに登録しているので、登録した時点であなたに対する信頼度は高く、成約率も高くなる傾向があります。

ただ、メルマガの場合には届ける情報の内容順番を操作できる分、しっかりとストーリーを作り上げる必要があります。何となくメルマガを配信するだけでは、成約率を高めることは出来ません。成約というゴールを設定したら、そこに向けてどういった道順を追わせるかを考える必要があります。

(更新情報などのメルマガ配信の場合はこの限りでありません。)

まずはウェブサイト(ブログ)から

ブログとメルマガどちらの方が重要かと聞かれれば「両方」という答えになるでしょうが、どちらを先に作るべきかと聞かれれば間違いなく「ブログ」からでしょう。

ブログというのは先ほどもお伝えした通り、ユーザーを呼び込むための入り口となるメディアです。継続的に集客していくためには、ブログのようにコンテンツを保管しておける仕組みを作っておく必要があります。

一度こういった仕組みさえ作ってしまえば、ブログ内でコンバージョンを狙うことはもちろん、メルマガへの誘導も可能になります。

 

次回はメルマガとウェブサイト(ブログ)の違い③情報の見せ方のバリエーションという内容でお届けします。

ノウハウコレクターも悪くない

ノウハウコレクター

ネットビジネス業界には、「ノウハウコレクター」と呼ばれる人達がいます。明確な定義は知りませんが、いわゆる知識やノウハウの収集・勉強にばかり走り、成果を出せずにいる人達です。

ノウハウコレクタという言葉は基本的にマイナスの意味で使われることが多いですが、個人的にはノウハウコレクターも悪くないと思っています。

投資の意識がある

私がノウハウコレクターを擁護する理由の1つ、それは「投資の意識」です。

色々な情報商材を買い、過去に何十万、何百万とお金をかけてきたが、一向に収益があがっておらずマイナスのまま。そんな状態であったとしても、可能性にお金をかけるその勇気は素晴らしいと思うからです。

世の中の多くの人は、儲かるかも分からない情報商材などにお金をかけようとは思いません。「確実なもの」「成果を約束されているもの」に拘りがちです。そんな中、ノウハウコレクターは積極的にお金を使っていく行動力があります。

その行動力さえあれば、いつかは必ず芽が開く時が来ると思います。

甘い言葉に心が揺れるのが人間

また、実際にお金をかけるかどうかは別として、「もっと凄い方法」「誰でも実践可能」「すぐに結果を出せます」など、甘い言葉に弱いのが人間です。誰だって苦労して、努力して結果を出すよりも、楽をしてすぐに結果を出したいと考えてしまうもの。

そのため、色々な情報商材に手を出してしまうのは、人間として不自然ではないということです。

たくさんの知識は、後で必ず役に立つ

あと、どんな知識・ノウハウであったとしても、それを知っておくことで後で必ず役に立つ日がきます。方法論の選択肢は多く持っておいて損はありません。たくさん知識を持っていることは悪いことではありません。

これはたとえば、英語学習に似ています。

日本の英語教育もそうですが、初めは英単語や英文法といった知識ばかりを習います。そのため、英語を読んだり、英語がどういった仕組みで成り立っているかは詳しいですが、話すことは出来ません。

なぜなら、話す訓練(実践)をしていないからです。

では、英単語や英文法をしっかり学んだことが意味ないかというと、そんなことはありませんよね?より多くの英単語を知っている方が会話の幅は広がりますし、しっかりと英文法を理解している方が綺麗で分かりやすい英語を話せるはずです。

つまり、後々の伸びが良いと言えます。ノウハウコレクターも同じです。

「ノウハウコレクター」を脱するには

ただし、そこには「作業量」が必要になります。英語学習であれば、音読をしてみたり、英語話者と実践的な会話練習をしたり、語学留学をするなどです。これがネットビジネスの場合には、とにかく記事を書くことにあたると思います。

もちろん、「キーワードの調査」や「サイト制作の技術」、「アクセス解析」など、今後やるべきことはたくさんありますが、まず注力すべきは記事(コンテンツ)作成です。圧倒的な作業量を積むことで、今まで培ってきたノウハウが役に立ってきます。

ノウハウコレクターは稼げないか?そんなことはありません。ノウハウコレクターに作業量が付いてきたら、それこそ最強だと思います。

とりあえず100記事は本当!?とにかく前へ進む勇気が大事。

とりあえず100記事

アフィリエイトを始めたばかりというのは、不安や悩みが絶えません。「こんなことやって意味があるのだろうか?」とか、「あと何記事書いたらアクセス来るんだよ?」など。特に、初めてのサイト作りで成功体験が無い方だと、成功までのイメージが湧きづらいので尚更不安になったりします。

人によって必要な作業量は異なる

私がアフィリエイトに取り組み始めた頃、よく調べていたものがありました。それは、「どれぐらい作業すれば成果が出るか」ということです。とにかく早く結果が欲しくて、答えが欲しくて、調べていたのを今でも覚えています。

ですが、今となってはその答えが分かりました。当たり前といっては元も子もないのですが、成果が出るまでの作業量は「人によって異なる」ということです。元々Webに詳しい人とそうでない人が一緒にスタートすれば、もちろん前者の方が早く成果が出ますよね?

自分が詳しいジャンルでサイトを作るのと、全く無知のジャンルで一から始めるのでもこれまた成果が出るまでのスピードに差がでます。だから、成果が出るまでにどれぐらいの作業量が必要かなんて、一概に決められないし、今では「成果が出るまでやればいい」とさえ思っています。

100記事書けばいいの?

で、よく見かけるのが「とりあえず100記事書こう!」というフレーズです。私も過去にこのフレーズに感化され、100記事ブログをいくつか作った経験があります。

この100記事という数字、正直言って特に意味があるわけでもないです。100記事以上コンテンツがあるとグーグルが評価してくれるわけでもないし、ASPが特別扱いしてくれるわけでもありません。ですが、経験にはなります。

私は、この経験という意味で100記事書く重要性があると思っています。

あなたの成功パターンを見つける

元々Webに詳しい人なら、アフィリエイトを始めるのにもすんなり入れます。「自分にはこのジャンルが合っている」とか「このサイトスタイルでいこう」など、ジャンルもコンテンツもコンセプトも決められるんですね。

でも、初心者の場合は違う。初めは誰だって分からない。

どれが正しいやり方なのか判断がつかない状況なんですよね。この状態で「」を求めても、どうやっても限界があります。ありきたりですが、まずは「」をこなしていく中で成功例や1発当たりなんかが出て、そこから自分のスタイルが出来上がってきます。

 

たとえば、ネットビジネスから離れて野球で考えてみます。

初めて野球をやる時って、内野?外野?どこが自分に合ったポジションなのか分かりませんし、攻撃においてもアベレージヒッターなのか小技タイプなのかホームランバッターなのか、最初から判断するのは難しいと思います。

でも、練習や試合を重ねていく中で自分にあった守備のポジションやバッティングスタイルが確立されていくわけです。もし最初から「私に最適なポジションとバッティングスタイルを教えてください!」と言われても、「とりあえず練習で動きを見てから決めましょうか。」となるはずです。

ネットビジネスも同じだと思います。

やり始める前からあなたに最適なスタイルなんて分かりません。もしかすると30記事書いた時点で成果が出るかもしれませんし、200記事書くまでさまよいながら進むことになるかもしれません。でも、努力さえ続けていればいつかは自分の答えが見えてきます。

かく言う私も、自分にとってベストなスタイルを見つけられたとは到底感じていません。アフィリエイトで成果が出ている今でさえ、毎日が試行錯誤、常に改善を意識して進めています。

ユーザーの検索意図には3段階ある。キーワードに合わせて成約までの流れを考えよう!

成約までの流れ

3段階の検索意図とは

ユーザーが検索エンジンで何かを調べる際、そこには3段階の意図があります。

  • 行動(購入、入会、申し込み)前
  • 行動
  • 行動後

これらは検索キーワードを見れば意図を汲み取ることが出来るのですが、いざウェブコンテンツを作ると検索ボリューム上位表示までの難易度に目が行きがちで、「ユーザーの検索意図を元にコンテンツを作る」という意識を忘れがちになります。

そこで今日は、改めて3段階の検索意図を見直すとともに、各段階のユーザーをどう成約まで導くかについて考えていきたいと思います。

具体例

今回、検索意図やキーワードの解説をするにあたり、具体例があった方が分かりやすいと思います。なので、試しに「Wimax」を例に出してみます。「Wimax」とは、Wifiのような小型通信機器と同様、PCに繋ぐことでインターネットを利用することができるものです。

wimaxの画像

行動(購入、入会、申し込み)前のユーザー

「Wimax」の例で考えた場合に、行動(購入、入会、申し込み)前のユーザーが検索する目的は「Wimax」を知ることです。たとえば、もしあなたが「Wimax」という言葉をまだ知らず、この場で初めて知ったとします。

その場合、あなたならどんな行動を取りますか?多くの方はネットで「Wimaxとは」「Wimax 意味」「Wimax なに」などのキーワードで調べると思います。これが知るための行動です。そして、まずはWimaxが一体何であるかを知ることになります。

そこから更に、機能・性能や料金などが気になり始め、「Wimax 機能」「Wimax どうなの」「Wimax 料金」「Wimax 支払い方法」「Wimax エリア」「Wimax 口コミ」「Wimax 活用法」と検索するかもしれません。この段階になってくると、単純な興味本位で調べていた状態から、購入への意識が芽生えてきます。

中には、WifiとWimaxどちらにしようか迷っており、「Wimax Wifi 比較」「Wimax Wifi どっち」など、何かと比較したコンテンツを求めるユーザーもいると思います。

 

この「行動前のユーザー」においては、まだ購入する意思を持っていないユーザーも多いため、コンテンツによりどれだけ魅力・必要性を伝えられるかが成約までのポイントになります。そのため、まずは売り込みを最小限に控え、しっかりと情報を得てもらうことが重要です。

「行動前のユーザー」で出てきたキーワード

  • 【知りたい】
    • 「Wimaxとは」
    • 「Wimax 意味」
    • 「Wimax なに」
  • 【もっと知りたい】
    • 「Wimax 機能」
    • 「Wimax どうなの」
    • 「Wimax 料金」
    • 「Wimax 支払い方法」
    • 「Wimax エリア」
    • 「Wimax 口コミ」
    • 「Wimax 活用法」
  • 【比較したい】
    • 「Wimax Wifi 比較」
    • 「Wimax Wifi どっち」

行動のユーザー

次に行動するユーザーが検索するキーワードのお話です。この段階になると、ユーザーは心の中でほぼ行動(購入、入会、申し込み)することを決めており、あとはどこで買うかの判断をしている状態です。そのため、メインのキーワードは行動を意図する言葉になるので「Wimax 申し込み」「Wimax 購入」「Wimax 契約 どこで」などが考えられます。

また、ユーザーが何かを購入する際、基本的に出来る限り安いところを探している(損をしたくない)ので、「Wimax 最安値」「Wimax 激安」「Wimax 格安」などのキーワードもよく見られます。

その他、安く購入するという意味では、「Wimax キャンペーン」「Wimax お得」「Wimax 割引」なども考えられるでしょう。

 

この「行動するユーザー」においては、既に購入する意思を持っているため、だらだらとWimaxについて語る必要はありません。ユーザーにとって最も喜ばれる(安い、便利、安心.etc)ポイントを伝えるとともに、自信を持って購入を促してください。

「行動するユーザー」で出てきたキーワード

  • 【購入したい】
    • 「Wimax 申し込み」
    • 「Wimax 購入」
    • 「Wimax 契約 どこで」
  • 【安く買いたい①】
    • 「Wimax 最安値」
    • 「Wimax 激安」
    • 「Wimax 格安」
  • 【安く買いたい②】
    • 「Wimax キャンペーン」
    • 「Wimax お得」
    • 「Wimax 割引」

行動後のユーザー

行動後のユーザーと聞くと、「既に購入しているので、もう購買ユーザーにはならない」と思われがちですが、私はそうとは思いません。なぜなら、まだ買った経験がないユーザーよりも、既にお金を出した経験のあるユーザーの方が、購入に対する心理的ハードルが下がっているためです。

たとえ、既にWimaxを持っているユーザーだとしても、現在使っている機種に満足していない場合には、「Wimax 機種名 繋がりにくい」「Wimax 業者名 圏外」などで検索する方がいます。そういった方に、もっと最適な商品を紹介することで、買い直してくれる可能性があります。

 

また、古くなってきたので買い換えたいユーザーは「Wimax 機種変更」「Wimax 乗り換え」「Wimax 買い替え」などで検索するでしょうし、何かの理由で2台目が必要な場合には「Wimax 複数」「Wimax 2台目」などでの検索も予想できます。

更には、Wimax自体を紹介せずとも、それにまつわる関連商品を紹介することもできます。たとえば、クレードルが良い例です。クレードルとは、Wimaxを設置しておくための台のようなものです。WimaxはWifiモデムのように立てて置いておくことができません。そのため、置き場所に悩んでいる方は意外に多いと予想できます。

ためしに楽天市場とアマゾンでクレードルがアフィリエイトされているか確認したところ、やはりたくさん出品されていました。

 

【楽天市場】
楽天市場

 

【アマゾン】
アマゾン

こういった悩みを抱えるユーザーなら「Wimax クレードル」や「Wimax 据え置き」などで検索するケースもあります。オプション商品が多いジャンルなら、この方法でアフィリエイト商材をどんどん増やすことが出来ます。

 

この「行動後のユーザー」においては、主にユーザーの悩みや不満を解消してあげるコンテンツがメインになります。ただ、基本的には「新たに購入したい」ユーザーよりも「現状を改善したい」ユーザーの方が多いため、成約に繋げるには難易度が高いと言えます。その代わり、この段階のユーザーをターゲットにしているサイトは少ないため、ライバルは少ないです。

「行動するユーザー」で出てきたキーワード

  • 【購入したが不満がある】
    • 「Wimax 機種名 繋がりにくい」
    • 「Wimax 業者名 圏外」
  • 【買い換えたい、追加で買いたい】
    • 「Wimax 機種変更」
    • 「Wimax 乗り換え」
    • 「Wimax 買い替え」
    • 「Wimax 複数」
    • 「Wimax 2台目」
  • 【関連製品、オプションなど】
    • 「Wimax クレードル」
    • 「Wimax 据え置き」

まとめ

以上、3段階の検索意図についてですが、どれも共通していることは検索意図に隠されたユーザーの欲求や願望、不満を理解するということです。それさえ理解してしまえば、後はその解決策を探すか勉強し、文字にして伝えていくだけになります。

スピード感を持ってサイトを構築していくには、とにかく走り出す行動力も必要ですが、きちんとゴールを設定したうえで制作を進めると、より最短で成果が出せると感じています。

情報商材アフィリエイトの特典にサポートを付けた後の、サポート効率化方法

サポート効率化

情報商材アフィリエイトを実践している方の中には、購入者特典として「サポート」を付けている方も多いと思います。

実際、私がこれまで購入した商材にも、紹介者からサポートが付いているケースが多くありました。これからその商材を試す人間にとって、既に経験や知識のある方からサポートを受けられるのは大変有難いことだと思います。

そんな私もアフィリエイトに本格的に取り組むようになってからは、情報商材を紹介する際に特典としてサポートを付けるようにしました。稼ぐ系のジャンルではなく自分の得意な分野で、その分野の情報商材を扱うとともにサポート特典を付けるようにしたのです。

サポート特典のメリットと悩み

情報商材のサポート特典は、うまく活用すると成約率(CVR)成約数に大きく貢献します。私の場合も、成約数は毎月のように増加し、サポートさんもどんどん増えていきました。ですがある時、ある疑問が頭に浮かびました。

このままサポートが増え続けると、限界がくる…。

私は1人でサポートをしていたので、当たり前ですが一定期間内に対応できる人数には限りがあります。これは1人当たりに必要な時間×サポート人数で計算すれば、すぐに分かることです。

そして、自分の力でサポート出来る限界に達したことで、更にあることに気付きました。サイト上で解決できるような仕組みを作れば、後はそこに導くだけでサポートさん自身の力で問題を解決できるようになる。極論、一人一人細かくサポートする必要がなくなるかも、と。

答えを事前に用意しておく

サポートをしていると、似た質問や相談を受けることがあります。実は多くの場合、皆さん同じところでつまづいていることがほとんどで、サポート人数を重ねるほど同じような受け答えを何度もします。

そこで、よくいただく質問や相談に対しては、事前にコンテンツとしてサイトに掲載しておくとサポートの効率化を図れます。サポート特典付きの情報商材を買ってくれる方の場合、既にその運営者のファンになっているため、購入後もサイトに訪れてくれる可能性が高く、事前にコンテンツを用意しておけば見てくれる可能性があります。

または、今後同じような質問を受けた際は、簡単にアドバイスをした上で「詳しくはこちらも参考ください」と促してあげれば、何度でも確認していただくことが可能です。

そうすることで、今まで1人1人に使っていた労力を各ページに担当してもらうことができ、結果として大幅な効率化に繋がります。こういった効率化を進めることで、サポートできる人数の上限を極限まで増加させることが可能になります。

読者からの疑問は最高のコンテンツになる。

また、サポートさんを助けるために用意したコンテンツとは、実際のところまだ商材を購入していないユーザーにとっても有益になることがほとんどで、それ自体がサイトの人気コンテンツにも成り得ます。

サイト内に人気コンテンツが増えることで集客力も向上し、それに伴って成約も増加していくという好循環を生み出すことができます。そのため、購入者のサポート用に記事を用意することは、サポートの効率化のためだけでなく、収益増加のためにも役に立つということです。

サポートさんが増え過ぎて手が回らない」という嬉しい悩みを抱えている方は、是非試してみてください。

アフィリエイトの特別単価とは?特単を取って収益を拡大させる

特単を取って収益を拡大

アフィリエイトの収益を拡大しようとしたとき、その方法は3つあります。

  • サイトのアクセス数を上げる
  • 商品・サービスの成約率を上げる
  • アフィリエイト報酬単価を上げる

この中でも今回は、アフィリエイト報酬単価を上げることについて考えていきます。

特別単価とは?

まず最初にアフィリエイトの特別単価について解説しておきます。

アフィリエイトでは通常、各ASPによって案件の紹介料が定められています。ですが、ある一定の成果を上げたり、またはこちらから交渉することで、その報酬を上げることができます。それが特別単価、俗に言う”特単“です。

特単はASPによって取りやすい場合もあれば、取りにくい場合もあります。また、取り組むジャンルによって広告主の懐具合も違うため、特単の金額、取りやすさも変わってきます。

特別単価の取り方

アフィリエイトの特別単価は、以下の3つの方法で取ることができます。これから特単を狙いにいく方は参考にしてください。

  • ASPから特単の連絡が来る
  • 自分からASPに交渉する
  • セミナーなどの参加特典としてもらう

ASPから特単の連絡が来る

運営するサイトやブログで、既にアフィリエイトの成果を一定出している場合、または特定キーワードで上位表示をキープしていると、ASPの担当者から直接連絡が来る場合があります。

その連絡の全てが特別単価に関するものではありませんが、中には特別単価を交渉できる場合があります。

たとえば、現在掲載している広告以外にも新規で掲載してほしい広告がある場合や、他のASP経由で既に掲載している案件を、連絡してきたASPの広告に乗り換えて欲しい場合などです。こういった場面で交渉していきます。

自分からASPに交渉する

特別単価は待っているだけでなく、自分から積極的に交渉していくことも可能です。

ただ、A8.netなど大手のASPでは、ある一定の報酬実績を出したアフィリエイターしか特単交渉ができません。そのため、これから頑張り時のアフィリエイターや、やっと成果が出始めてきたアフィリエイターには、特単を取りにくいのが現状です。

ところが、ASPによっては入会後すぐに担当者を紹介してもらえるところや、実績にかかわらず交渉が行えるASPもあります。インフォトップなどは良い例です。

インフォトップでは特単交渉の際にASPは通さず、直接、販売元と交渉を行います。そのため、実績がない段階からでも販売元と交渉が可能になります。「実績がなければ交渉は無理でしょ。」と思われる方もいるかもしれませんが、意外にも対応してくれる業者は多いです。

たとえば、私が過去にあった例として、過去6ヶ月間で販売実績が2件しかなかった商品について、特単の依頼を出したことがあります。正直なところ私も駄目で元々という感じではあったものの、快く特単を了承いただき、すぐに報酬を1,500円アップしていただけました。

このように、実績だけでなく意欲を見ている業者さんも多いのかもしれません。相手も人間なので、少しでも頑張る気持ちのある人を応援したくなるのは理解できます。もちろん、交渉の際は最低限のマナーも忘れずに。

セミナーなどの参加特典としてもらう

気楽に、かつ確実に特別単価をゲットしたいなら、この方法が一番お勧めです。

ASPによっては、定期的にセミナーを開催しています。セミナーの内容は、案件単位で行うものもあれば、ジャンル単位で行うもの、SEOに関するものなど様々です。

その中でも、ずばり特定の案件に関するセミナーや、あるジャンルに関するセミナーでは、参加者への特典として特別単価を提供している場合があります。この方法ですと、確実に特別単価が手に入るうえに、市場の動向やコンテンツの訴求方法などサイト運営に関する貴重な情報も得られます。

私も過去に、A8.net、バリューコマース、ジャネット、アクセストレードなどのセミナーに参加したことがありますが、毎回非常に役に立つ情報が得られたのを覚えています。まだ十分な成果や報酬が得られていない方ほど参加する価値がありますね。

また、こういった各ASPへのセミナー参加以外にも、アフィリエイトの特別単価を提供しているサービスがあります。それがアフィリエイトフレンズです。

アフィリエイトフレンズ(Affiliate Friends) 公式ページ

アフィリエイトフレンズでは、ASPとアフィリエイターの架け橋になるべく、特別単価の情報やセミナー情報をまとめて確認することができます。特定のASPに拘って活動しているわけでないのなら、まずはアフィリエイトフレンズにも参加しておいて損はないですね。

>>アフィリエイトフレンズはこちらから登録できます。

特別単価による収益の増加

それでは、特別単価をもらうことでどれほどの収益増加が見込めるのか、実際の例を出してお話していきます。

たとえば、私が扱っている商品で、基本アフィリエイト報酬が10,000円のものがありました。この商品は毎月の販売数によって特別単価が段階的に上がっていく仕組みになっており、結果的には11,500円13,000円と上昇しました。2016年7月現在では、月に10個ほど売れています。

このとき、もし基本単価であった場合のアフィリエイト報酬は、
「10,000円 × 10個 = 100,000円」になります。

ですが、特別単価をもらったことで、
「13,000円 × 10個 = 130,000円」となるのです。

この例だけを見ても、実に30,000円の差がついています。これが1年間(12ヶ月)で36万円の差になります。また、販売数が増える分だけ差も広がるので、将来的な差は計り知れません。

このように、少しの報酬の差でも、積み重なれば大きな差になって現れます。私が今まで見た中で最も大きな特別単価の例では、通常の単価が8,000円に対して、特別単価が28,000円という案件もありました。

ここまで大胆な案件はなかなか見かけませんが、「もし特別単価を知らずに通常単価でアフィリエイトしていたら…。」と思うとゾッとしますね。もしかすると、今あなたがアフィリエイトしている案件も、特別単価が取れる可能性があることを忘れないでください。

いつから始めるか?

ASPはアフィリエイターが紹介する商品・サービスの仲介手数料で収益を出しています。そのため、アクセスが見込めるサイト、成約が見込めるサイト、他にないようなオリジナリティのあるサイトであれば、ASPとしても仲良くしていきたいのは当然。

あなたのサイトに何か1つでも強みがあるのなら、その強みを活かして交渉していくべきです。

ただ、アクセスもない、実績もない、ないない尽くしの場合、「いつから特別単価を狙えばいいのだろう」と疑問に思う方も多いと思います。結論から言うと、今のレベルにかかわらず出来ることは全てやるべきでしょう。

もし単価交渉を飲んでもらえない場合でも、今までと同じ条件でアフィリエイトはできるわけで、何も損をするわけではありませんよね?「まだ大した成果も出ていないのに。。」という引け目を感じる必要はありません。

逆にしっかり報酬をいただくことで、「その分、成果を出してお返ししなければ!」という気持ちにもなります。メディアを運営していくうえでの責任感が芽生えれば、やらなければいけない状況を作り出せます。良い意味で自分を追い込むことは必要なことです。

あとは交渉せずに得られる特別単価については、文句なしに抑えておきましょう。先ほどお伝えしたアフィリエイトフレンズなどは、数分の登録作業によってたくさんの特別単価ゲットのチャンスが得られます。迷わず参加しておきましょう。


アフィリエイトフレンズ