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SNSを使ってSEO評価を高める方法

SNSを自社のビジネスに活かしたい。
個人から中小企業、大企業に至るまで、今の時代はSNSの活用がビジネス発展のカギを握っていると言っても過言ではありません。

ただし、SNSを活用するとひと言でいっても、認知度アップのために使うのか、自社サイトへの集客に使うのか、SEOのために使うのか、用途は様々です。

本記事では、SNSを使ってSEOを高める方法と、その結果、自社サイトへの集客もアップするというお話をしたいと思います。

目次

まずは主要SNSを一通り試してみる

SNSを活用してSEOを高めるためにまずしなければいけない事は、SNSによる集客データを集めることです。

世の中にSNSと呼ばれるサービスはたくさんありますが、それぞれのサービス毎にユーザーの属性や、自社サービスとの親和性が異なります。そのため、まずは主要どころのSNSを使ってみて、データを集めることが重要です。

ちなみに、試しておきたい主要なSNSは以下です。

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube

やり始めは慣れないことも多く大変な時期かと思いますが、ここでデータを集めておけば後々でラクになります。
ここが踏ん張りどころです。

注力するSNSを決める基準は「ユーザー行動」の質

主要どころのSNSを試したら、次は力を入れるSNSを決めることです。

資本も人材もふんだんにある大企業を除いて、自社のリソースは限られています。いつまでも各SNSにリソースを分散するわけにはいきません。効果の高いと思われるSNSには特に注力することで、最短にして最大の成果を得られます。

では、どのSNSに力を注ぐかの基準について。ユーザー行動データを見ましょう。

ユーザー行動データとは、「ユーザーがあなたのWebサイトに訪れてからどんな行動をしているかの数値データ」です。
Googleアナリティクスであれば、「集客」>「すべてのトラフィック」>「参照元 / メディア」から、各SNSからの流入ユーザーにおける行動データを確認できます。

その行動データにおいて、「直帰率」「ページ / セッション」「滞在時間」などに着目し、最も質の高い行動データになっているSNSが、今あなたが注力すべきSNSということになります。

Webサイト内のユーザー行動データの質を上げることでSEO評価を高める

では、なぜユーザー行動データの質が良いSNSに注力する必要があるのか。

たんに、「行動データが優れている=あなたのサイトに興味が高いユーザーが集まっている」という意味もありますが、それ以上にSEOにおいて大きな効果があります。

それは、「サイトに集まったユーザーの行動データが優れているほど、SEOにおいても評価が高くなる点」です。

これは逆にいうと、SNSを活用してたくさんアクセスを集めたとしても、ユーザー行動データの質が悪いと、SEOにおいて不利に働く可能性もあるということを意味しています。

SNS流入⇒SEO向上⇒SNSフォロワー増加の好循環ループを目指す

そのため、SNSを使ってWebサイトのSEOを高めたいのであれば、ユーザー行動データの質が良いSNSからWebサイトへの流入を増やし、サイト内全体のユーザー行動データの質を高めること。

その結果、SEOによるアクセスが増加し、そのアクセスをさらにSNSのフォロワー増加に繋げ、SNS上での拡散力も高めていく。

このループに持ち込むことでSNSによるSEO向上への効果が見込めます。

以上、SNSを使ってSEO評価を高める方法でした。
ぜひ実践していただき、あなたのビジネスが発展できれば幸いです。

Webサイトの権威性を高める方法

Googleの検索エンジンでは、YMYL(Your Money or Your Life)のジャンルにおいて大きな順位変動が起きており、健康、医療、投資などのサイトを運営される方のなかには、頭を悩ませている方も多いことかと思います。

小さな個人でも下克上が出来るのがSEOの大きな魅力であったのに対し、ここ最近では行政機関や病院、大手企業など、権威性のあるサイトが有利に働いているようにも見えます。

そんななか、個人や中小企業がSEOにおいて集客をしていくには、どのような施策が必要になるのでしょうか?その答えの1つが権威性を高める施策です。

この記事では、努力次第で個人や中小企業でも実現可能な、Webサイトの権威性を高める方法についてお話します。

目次

権威性を高める方法① 他人の権威を借りる

まず最初にご紹介するのは、他人の権威を借りるという方法です。
権威という概念は、人から人に移転するため、借りることが出来ます。

例えば、あなたの運営するサイトであったり、コンテンツの権威性を高めるために、そのジャンルにおける専門家や著名人に監修をお願いするのも1つの手です。サイト上で専門家が監修していることをアピールすれば、あなたのサイトにも権威性が生まれます。

実は、この権威性を借りる手法はいまに始まった施策ではなく、昔から至るところにありました。

例えば、企業のホームページにはお客様の声や取引先企業を載せていたりします。そうすることで相手先との繋がりが権威に繋がるとも取れます。他には、書籍を買うと表紙のカバーに〇〇さん推薦!など書かれていたりもしますよね。あれも権威を借りているとも見れます。

そのため、仮に自分にはまだ権威性がなかったとしても、諦める必要はありません。自分にないのなら、既に権威性がある人の力を借りることで、あなたにも権威性を生むことは可能です。

権威性を高める方法② 自社サイトに権威性を付ける

もう1つの方法としては、自力で自社サイトに権威性を付ける方法です。
アフィリエイトサイトではなかなか難しいかもしれませんが、自社で提供しているサービスや商品がある場合には特に有効な戦略になります。

例えば、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、Webマガジンなど、各種メディア、その他イベントなどに出演して、あなたのWebサイトやサービス、商品の知名度を上げます。そのうえで、出演したことをサイト上でアピールすることで、ユーザーから見た時に公共性を感じられるため、権威性が高まります。

似た戦略として、自社サイトに関連のある団体に入会したり、資格を取得してWebサイト上でアピールしていくのも効果的です。

ここまで来るとSEO施策というよりは、ビジネス全体を通してブランディングしていくという考え方に近いです。分かりやすい指標としては、自社サイトやサービスが検索エンジンで指名検索されるか、より多くされるようになれば権威性も上がっている可能性が高いです。

コンテンツやデザインだけでは勝てない時代になった。

今から10年前の2009年などは、アフィリエイトをやっている人もまだまだ少なく、デザインなど適当でも文字数や被リンクが多ければ成約がバンバン取れる時代がありました。

そこから、コンテンツ重視の時代が来て、デザインや機能性も重視されるようになり、ここまでくるとサイトを作り込むという視点ではみな横並び、限界に近付いているように思います。

もちろん、まだまだ狙い目の検索キーワードが残されていることも間違いないですが、残り少なくなった穴場キーワードを狙うのと、ビジネス全体を通してサイトをブランディングしていくのでは、今後の成果に大きな開きが生まれるでしょう。

これから成果を出すために重要な考え方として、人との繋がりを強化することでの差別化であったり、SEOやネットを超えたパブリックな場での活動が勝機を見出していくのではないかと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

意味のあるバックリンク(被リンク)と意味のないバックリンクの違い

backlink

SEO対策において、バックリンク(被リンク)は効果的か?

このページに訪れたということは、あなたもこの質問に興味があるかと思います。結論から言うと、バックリンクには検索順位を高める効果があります。

ただし、どんなバックリンクでも効果があるのではなく、意味のあるバックリンクの場合のみ、相当な効果を発揮します。

SEO外部施策としてのバックリンクはペナルティー?

本題に入る前に、そもそもバックリンクはペナルティーになるのか?いけないことなのか?そんな話に触れておきたいと思います。

これも結論を言ってしまえば、バックリンクは適切に行えばペナルティーにはなりませんし、悪いことでもありません。むしろ、必要とされることもあります(というより、そういうリンクが効果あります)。

たとえば、手前味噌で恐縮ですがこんなケースはどうでしょう。

弊社公式サイト『株式会社サイトマート』から弊社で運営するサーバー移転事業『サイト引越し屋さん』にリンクさせる。

これもリンクを送るという意味ではバックリンクですが、このバックリンクの仕方が悪いとは誰も感じませんよね?だって、自社の公式サイトから自社のサービスを紹介しているのですから。

このように、そのリンクに必要性が感じられれば、故意的なバックリンクであってもペナルティーになることはありません。それはアフィリエイトサイトでも同じです。ユーザーによって有益なリンクであれば、自分のサイト群でリンクし合っても問題はないのです。

意味のあるバックリンクとは?

ではそろそろ本題に入っていきますが、効果のあるバックリンク、意味のあるバックリンクとは一体どんなものでしょう?

それを一言でいえば「ユーザーに必要とされるリンク」です。逆にいえば、そのリンクが貼られていなくとも困らない、誰も必要としていないリンクの場合、効果は出ないです。悪質な場合はペナルティーの対象にもなります。

で、先ほどの”必要とされる”の部分を突き詰めて考えるなら、そのリンクを貼ることでユーザーから「感謝」されたり、「役に立った」と思われるリンクが意味のあるリンクです。

たとえば、Aという話題について話しているときに、Aに関連するBやCについても触れたとします。そのときに関連記事や関連サイトとしてBやCに関連するサイトを紹介するのはユーザーの役に立っていますので、バックリンクとしても意味があるわけです。

グーグルはどのようにしてユーザーの感情を読み取ってる?

でも、ユーザーの役に立つことを心掛けるといっても「グーグルはどうやってそれを判断してるんだよ」そう思ってしまったかもしれません。それに関していえば、グーグルはユーザーの感情を読み取る術をしっかり持っています。

たとえば、

バックリンクのクリック数やクリック率、これらは「ユーザーがそのリンクに対してどれだけ興味を持ったか」を汲み取ることができますし、

バックリンクをクリックした後、その先のサイトをどれだけしっかり読み込んだか(滞在時間や1人当たりのPV数など)は「被リンク先のページが本当に役に立ったか」を汲み取るのに寄与します。

このようにグーグルは、そのリンクをクリックする前や後のユーザー行動を分析することで、そのバックリンクの有用性を判断しています。

意味のあるバックリンク(被リンク)と意味のないバックリンクの違い

それでは最後にまとめておきます。

意味のあるバックリンクとは・・・
 ⇒ユーザーの役に立つリンク(アクションが伴うリンク)

意味のないバックリンクとは・・・
 ⇒SEO目的のためだけにやった情報として価値のないリンク

自社のサイト群でリンクを貼る際は、上記の点を意識していただければと思います。

成果を出すためのロングテールキーワード選定の3つのポイント

ロングテールキーワード選定のポイント

検索エンジンからのSEO集客においてキーワード選定は非常に重要です。どのキーワードを狙うかによって、その後に獲得できるアクセスや成果が変わってきます。

そのため、「選んだキーワードによってサイト運営が成功するかどうかが決まる」といっても過言ではありません。

そんなキーワード選定ですが、意図がより明確に現れるロングテールキーワードほど、しっかりと選定する必要があります。誤ったキーワードを選んでしまうと、

  • 検索上位が取れずアクセスが増えない
  • 検索上位は取れたが検索需要が小さくアクセスが増えない
  • 検索上位を取れアクセスも増えたが成約に繋がらない

などの失敗が起こります。

このような失敗をしないためにはどのようなポイントに気を付けてキーワードを選べばよいのか、3つの点に絞ってお話していきます。

ポイント① 検索需要があるかどうか

ロングテールキーワードを選定する際に最も重要なポイントは検索需要

私たちが作る記事やコンテンツというのは、世の中でいう商品やサービスです。商品やサービスは需要がある(必要とされる)から売れます(成約します)。

ですので、検索エンジンで検索されているということは需要があるということ、逆に検索されていなければ、それは需要がない証拠です。需要がないところに対してどんなに良い記事を投入したところで成果は出ません。

まずは需要の確認、ここから始めましょう。

ポイント② 成約に繋がるかどうか

ロングテールキーワード選定で重要なポイントの2つ目は「成約に繋がるかどうか」です。どんなに需要があるキーワードで検索上位を取れても、アクセスだけ増えて成約は増えません。

もちろん、単純にアクセスだけ集めれば成果の出るクリック型広告(アドセンスや忍者Admaxなど)の場合、この限りではありません。出来るだけアクセスを増やすことに注力すれば成果が上がります。

それに対し、下記のようにユーザーのアクションを求めるような場合には、成約に繋がるかどうかを考えながらキーワードを選ぶ必要があります。

  • 成果報酬型の広告を利用している
  • お問い合わせ件数を増やしたい
  • 商品、サービスを売りたい

これらのケースにおいては、ユーザーの検索意図とあなたが望む最終アクション(成約)がマッチしていか確認してください。

具体的には、選定したキーワードで実際に検索して上位サイトのコンテンツをチェックします。現在上位にあるコンテンツは検索意図を満たしているからこそ上位に位置しているので、キーワードの検索意図を測るのに最適と言えます。

ポイント③ 競合サイトと比べて勝てそうかどうか

また、3つ目のポイントとして「競合性」をチェックしましょう。どんなに需要があって成約に繋がるキーワードでも、他のサイトに勝てなければ検索上位に上がることもありません。

かの有名な孫子の兵法にも「善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり」とあるように、戦いでよく勝てる人というのは、自分が勝てる戦場をしっかりと理解しており、勝てるところに絞って勝負している人です。

これをロングテールキーワード選定に活かすと、自分が最も良いコンテンツを提供できると思われるキーワードだけを狙っていくことです。

それを確かめるには2番目のポイント同様に、実際に検索エンジンでキーワードを打ち込み、検索結果をリサーチすることです。検索上位サイトのコンテンツをチェックし、勝てそうなら勝負する、負けると感じたなら他のキーワードを狙えばいいのです。

プロに任せるのも選択肢の1つです

今回はロングテールキーワード選定のポイントについてお話しました。キーワード選定のポイントを挙げるとキリがないのですが、今回お話した3点を抑えておけばまず間違いありません。

ただ、見ていただいて分かる通り、選定基準は結構シビアです。サイト運営の成功失敗の分かれ道だけに、時間と労力をかける必要があります。そんな時間と労力をセーブしたい方であれば、キーワード選定を代行してもらうのも1つの手です。

多少お金がかかるものの、プロの目で見た勝てるキーワードを選んでもらえば、試行錯誤しながら自分で選ぶよりも早く成功できるのでオススメです。

かく言う私もキーワード選定を代行しているので、もし興味のある方はこちらをご覧になってみてください。過去の口コミを見る限り、依頼者の満足度はかなり高いようです。

>>集客できるロングテールのキーワード選定の代行

新規サイト構築時に、既存サイトから新サイトへ導線を引く方法

旧サイトから新サイトへの導線

最近クライアント様からいただいたご質問に、このようなものがありました。

新しいサイトを作ったのですが、元々あるサイトから新しいサイトへは、どのように誘導したら良いでしょうか?

 

サイトを丸ごと移行する場合、元のサイトから新しいサイトへはリダイレクト(自動的にページが切り替わる仕組み)を利用すればいいのですが、元のサイトが残っている場合には、旧サイトのアクセスを活かす意味で、新サイトへの導線作りが重要になります。

導線の設置場所は主に3箇所

旧サイトから新サイトへの導線を設置する場合、大きく分けて3箇所考えられます。
それが以下です。

  1. ヘッダー内のメニューへ新サイトへのリンクを追加
  2. サイドバーに新サイトへのリンクを追加
  3. 個別記事の直下に新サイトへリンクを追加

それでは、当ブログをサンプルに、各配置の解説していきたいと思います。

ヘッダー内のメニューへ新サイトへのリンクを追加

header

ブログ等のサイトタイプにかかわらず必ず存在するのが、このヘッダー内のメニュー(グローバルナビゲーション)です。この箇所はページを開いた際に最も最初に目に入る場所のため、ここに新サイトへのリンクを追加することで、アクセスを流すことが可能です。

リンクを追加する際は、新サイトの「サイト名」をそのまま設定してもいいと思いますし、「姉妹サイトはこちら」「メインサイトはこちら」のように、新しいサイトの位置づけを意味する言葉を入れるのも効果的です。

サイドバーに新サイトへのリンクを追加

sidebar

旧サイトが2カラム(2列組のデザイン)または3カラムの場合には、サイドバーにも導線を設置しておきましょう。

サイドバーに導線を引く場合には、バナー画像またはテキストで掲載することが可能です。バナー画像で掲載したいけれど画像編集が困難な場合には、ココナラ等のサービスを使えば、1,000円ほどで制作してもらうことが出来ます。

>>ココナラの利用はこちらから出来ます。

テキストで表記する場合には、アンカーテキスト(リンクに設定する文字列)は先ほどのヘッダーメニューで使用するタイトルと同じ考えで大丈夫です。ただ、サイドバーの場合は掲載面積が広く取れるため、出来れば新サイトを作った経緯や役割も併記しておくと、よりクリック率が高まります。

個別記事の直下に新サイトへリンクを追加

footer

今回ご紹介する導線設置場所の中で最も効果のある箇所が、個別記事の直下です。各記事を読んでくれたユーザーに対して次の閲覧先を提供する意味で、自然な流れを作ることが出来ます。

たとえば、以下のような構成です。

内容をバージョンアップして新サイト公開しました!
今後の更新はこちらで行っていきます。
読者の皆様、今度もご愛読よろしくお願い致します。
>>新サイトへのリンク

 

こうしておくと、既存の読者を新サイトへスムーズに流すことができ、既存ユーザーの流出を防ぐことが出来ます。

新規サイトを作る場合、ある程度のアクセスを集めるまでには時間がかかるものです。ですが、既に既存のサイトにて読者を集めている方の場合、新しいサイトに既存の読者を集めることで、かなりのスタートダッシュが可能になります。

ただ、個別記事下の導線の注意点としては、全記事共通で設定が可能かという点です。

無料ブログサービスの場合、サイトデザインの中で編集できる箇所が限られているため、記事の直下に共通して表示できないケースがあります。その場合には、全ての記事を手作業で編集して、1記事ずつ追記していく形になります。

または、標準の機能では編集できないけれど、HTMLテンプレートであれば直に編集できる場合もあります。この場合はHTMLの知識が必要にはなりますが、全記事共通の案内文を表示可能です。

ポテンシャルを大事に

本日は旧サイトから新サイトへの導線のお話をしましたが、いかがでしたでしょうか?

先程もお伝えした通り、新規サイトの構築初期では、アクセス源は非常に貴重な存在です。それを既存ユーザーで補えるのであれば、活用しないのは勿体無いです。今まであなたのコンテンツを楽しみにしてくれていたユーザーのためにも、しっかりと新サイトの案内をしていただければと思います。