サイトリノベーション

置換だけが使いみちじゃない!「Search Regex」プラグインを活用したサイト内キーワード出現率の調整方法

search regexプラグイン

あなたはサイトのSEO対策をしている中で「あれ、このキーワード狙っているのにこっちのキーワードで上位表示しちゃったよ。汗」という経験はないですか?

それ、もしかすると自分では狙ったキーワードで対策できているつもりでも、グーグルから見るとしっかり施策できていない可能性があります。その一例となるのが「キーワード出現率」です。

ただがむしゃらに狙ったキーワードを詰め込めばいいわけではないですが、どのワードを重視しているかグーグルに正しく伝えるためには、サイト内で使われるキーワードの出現率に着目する必要があります。

また、キーワードの出現率を調べるといっても目視でやるわけにはいかないので、ツールを活用して効率化します。今回はその辺りの方法もご紹介したいと思います。

「Search Regex」でキーワードの出現数を見える化

狙ったキーワードで検索上位に上げるためには、あなたが重視しているワードを正しくグーグルに伝える必要があります。ただし、人間の感覚はどうしても曖昧なので、数字で見える化して把握することが重要です。

そこでお勧めのツールが「Search Regex」です(プラグインの新規追加で検索すれば出てきます)。このプラグインは元々、サイト内での特定ワードを検索し置換するためのツールとして有名ですが、実はそれだけではありません。

特定ワードで検索をかけた際、該当ワードをサイト内で使用している回数が表示されるため、キーワード出現数を把握するのに役に立ちます。

実際に試してみました

たとえば弊社が運営しているサーバー移転事業『サイト引越し屋さん』にて、ある2つのキーワード出現数を調べてみます。

対象ワードは以下です。

  • 「引越し」
  • 「移転」

早速、「引越し」を打ち込んで検索してみます。すると476個という数字が出ました。

引越しの出現数

次に「移転」で検索。今度は648個という数字が出ました。

移転の出現数

なぜキーワードの出現数を調べる必要があるのか?

さて、ある2つのキーワードについて出現数を調べたわけですが、この作業にどんな意味があるのか、それは「狙ったキーワードの出現数を調整するため」です。

たとえば、先ほど調べた「引越し」と「移転」という2つのキーワード。本来あのサービスでは「ワードプレス+引越し」の2語で検索上位を狙っています。

ですが、現状では「移転」という類似キーワードのほうが使用頻度が多く、グーグルとしては「移転」というキーワードを重視していると認識している可能性があります。

そのため、グーグルの認識を正しい方向に変えてやる必要があります。

自然な形でキーワードの使用頻度を調整しよう

そこで重要なのが、キーワード使用頻度の調整です。具体的には先ほどのような類似キーワードを検索、使用されているページを探し、該当ワードをターゲットワードに修正してあげます。

もちろん、「Search Regex」のようなツールで一括変換することもできますが、無理にすべて変えると文脈や記事内容が不自然になってしまうケースもあります。ですので、できれば検索して出てきた記事の中から、置き換えるのが適切と思える箇所だけ変換することをお勧めします。

こういった作業は地道で面白くはないですが、だからこそ他のライバルは疎かにしているケースも多く、ジワジワと効果を発揮します。ですので、今までキーワード出現率を意識していなかったとしたら、是非この機会に調整してみてはいかがでしょうか。

以上、「Search Regex」を用いたキーワード出現率の調整法でした。

誰でも簡単にできるWordPressの表示スピードを高速化する3つの方法

WordPressの表示スピードを改善する方法

SEOにおいて重要な指標となるサイトの表示スピード。もしかしてあなたは、WordPressの表示スピードが遅く悩んではいませんか?かといって、専門的な技術もないし、サーバーやデータベースをいじったりもできない。

もっと簡単に誰でもできる良い方法はないの?

実はあります。誰でも簡単にできて効果の高い施策が。そこで今日は、WordPressの表示スピードを簡単に速くできる3つの方法をお伝えします。

目次

まずは現状分析

WordPressの表示スピードを改善する施策をするのであれば、まずは現状を知ることから始めてみましょう。現状分析には「GTmetrix」という分析ツールを使用します。

GTmetrixに飛びましたら、ページ真ん中にあるフォームに分析したいサイトのURLを入力し「Analyze」を押します。

GT1

すると分析結果が表示されます。ここで確認していただきたい箇所がページのロード時間(Fully Loaded Time)です。これがサイトの表示スピードになります。

GT2

これが3秒以内であれば優秀、5秒以上もかかってしまうようであれば改善が求められます。

WordPressの表示スピード改善の3つの方法

今回ご紹介する方法は以下の3つです。

画像ファイルの軽量化によるページ読み込みの高速化

まず1つ目にご紹介するのが「画像ファイル」のデータ量に関するお話。

あなたは普段、どんな画像を使用していますか?大きい画像、小さい画像、スマホやデジカメで撮影した画像、ネットから拾ってきた画像などなど。画像は、撮影した媒体やサイズによって容量がまったく異なります。

たとえば、高性能なカメラで撮った画像は画質や解像度も優れている反面、データ量は大きくなります。また、データ量が大きいということはページを読み込むのも遅くなるので、表示スピードが遅くなる原因となります。

それを改善するための方法が「EWWW Image Optimizer」プラグインです。このプラグインを利用すれば、容量の大きい画像を一括で軽量化してくれます。

使い方は、上記のプラグインをインストール、有効化したのち管理画面の「メディア」>「一括最適化」から「最適化されていない画像をスキャンする」を押し、

ewww-image-optimizer-1

スキャンが完了したら「最適化を開始」を押せば、既存の画像を一括で軽量化してくれます。

ewww-image-optimizer-2

なお、画像のデータ量が軽量化されたからといって、画像の大きさが変わってしまうわけではないのでご安心ください。

キャッシュを利用したページ読み込みの高速化

WordPressの読み込みが遅い原因の1つに「キャッシュ不足」があります。キャッシュとは、ページ情報の記録のことです。

私たちがウェブサイトを閲覧する際、通常は毎回そのページの情報を読み取り、画面上に表示しています。ですが、キャッシュを利用すればページ情報が記憶されるため、1度見たことのあるページや要素に関しては高速で表示することができます。

それを実現するのが「WP Fastest Cache」です。このプラグインを利用すればキャッシュを自動で生成してくれるので、サイトの表示を高速化することができます。

使い方は、上記のプラグインをインストール、有効化したのち管理画面の「WP Fastest Cache」を開き、設定を以下のように変更して「変更を保存」を押します。

wpfastestcache2

なお、インストール直後は英語表記になっている可能性があるので、その場合は一番下にある言語設定から日本語に切り替えたうえで上記の変更を行うようにしてください。

ウィジェットの軽量化によるページ読み込みの高速化

最後にご紹介する方法は「ウィジェット」の見直しです。

サイトの表示スピードを左右するページの読み込み要因は、ページ内に表示されている要素が多いほど時間がかかります。そのため、ウィジェット(サイドバーなど)にあまりにたくさんの要素を設置しているとサイトの表示が遅くなってしまいます。

その場合は、改めてウィジェット要素を見直し、本当に必要なものだけに絞ることで表示スピードが向上する可能性があります。

まとめ

以上、今回は誰でも出来るWordPress高速化の方法を3つご紹介しました。まずは1つでも構いません。やってみることで効果を感じられると思います。

また、今回ご紹介した3つの方法を試しても表示速度が一向に改善されない場合には、利用しているレンタルサーバー自体に問題があるのかもしれません。その場合はサーバー移転も検討すると良いかと思います。

>>WordPressの表示スピードが遅くて移転する場合にお勧めのレンタルサーバー

成果を出すためのロングテールキーワード選定の3つのポイント

ロングテールキーワード選定のポイント

検索エンジンからのSEO集客においてキーワード選定は非常に重要です。どのキーワードを狙うかによって、その後に獲得できるアクセスや成果が変わってきます。

そのため、「選んだキーワードによってサイト運営が成功するかどうかが決まる」といっても過言ではありません。

そんなキーワード選定ですが、意図がより明確に現れるロングテールキーワードほど、しっかりと選定する必要があります。誤ったキーワードを選んでしまうと、

  • 検索上位が取れずアクセスが増えない
  • 検索上位は取れたが検索需要が小さくアクセスが増えない
  • 検索上位を取れアクセスも増えたが成約に繋がらない

などの失敗が起こります。

このような失敗をしないためにはどのようなポイントに気を付けてキーワードを選べばよいのか、3つの点に絞ってお話していきます。

ポイント① 検索需要があるかどうか

ロングテールキーワードを選定する際に最も重要なポイントは検索需要

私たちが作る記事やコンテンツというのは、世の中でいう商品やサービスです。商品やサービスは需要がある(必要とされる)から売れます(成約します)。

ですので、検索エンジンで検索されているということは需要があるということ、逆に検索されていなければ、それは需要がない証拠です。需要がないところに対してどんなに良い記事を投入したところで成果は出ません。

まずは需要の確認、ここから始めましょう。

ポイント② 成約に繋がるかどうか

ロングテールキーワード選定で重要なポイントの2つ目は「成約に繋がるかどうか」です。どんなに需要があるキーワードで検索上位を取れても、アクセスだけ増えて成約は増えません。

もちろん、単純にアクセスだけ集めれば成果の出るクリック型広告(アドセンスや忍者Admaxなど)の場合、この限りではありません。出来るだけアクセスを増やすことに注力すれば成果が上がります。

それに対し、下記のようにユーザーのアクションを求めるような場合には、成約に繋がるかどうかを考えながらキーワードを選ぶ必要があります。

  • 成果報酬型の広告を利用している
  • お問い合わせ件数を増やしたい
  • 商品、サービスを売りたい

これらのケースにおいては、ユーザーの検索意図とあなたが望む最終アクション(成約)がマッチしていか確認してください。

具体的には、選定したキーワードで実際に検索して上位サイトのコンテンツをチェックします。現在上位にあるコンテンツは検索意図を満たしているからこそ上位に位置しているので、キーワードの検索意図を測るのに最適と言えます。

ポイント③ 競合サイトと比べて勝てそうかどうか

また、3つ目のポイントとして「競合性」をチェックしましょう。どんなに需要があって成約に繋がるキーワードでも、他のサイトに勝てなければ検索上位に上がることもありません。

かの有名な孫子の兵法にも「善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり」とあるように、戦いでよく勝てる人というのは、自分が勝てる戦場をしっかりと理解しており、勝てるところに絞って勝負している人です。

これをロングテールキーワード選定に活かすと、自分が最も良いコンテンツを提供できると思われるキーワードだけを狙っていくことです。

それを確かめるには2番目のポイント同様に、実際に検索エンジンでキーワードを打ち込み、検索結果をリサーチすることです。検索上位サイトのコンテンツをチェックし、勝てそうなら勝負する、負けると感じたなら他のキーワードを狙えばいいのです。

プロに任せるのも選択肢の1つです

今回はロングテールキーワード選定のポイントについてお話しました。キーワード選定のポイントを挙げるとキリがないのですが、今回お話した3点を抑えておけばまず間違いありません。

ただ、見ていただいて分かる通り、選定基準は結構シビアです。サイト運営の成功失敗の分かれ道だけに、時間と労力をかける必要があります。そんな時間と労力をセーブしたい方であれば、キーワード選定を代行してもらうのも1つの手です。

多少お金がかかるものの、プロの目で見た勝てるキーワードを選んでもらえば、試行錯誤しながら自分で選ぶよりも早く成功できるのでオススメです。

かく言う私もキーワード選定を代行しているので、もし興味のある方はこちらをご覧になってみてください。過去の口コミを見る限り、依頼者の満足度はかなり高いようです。

>>集客できるロングテールのキーワード選定の代行

グーグルアナリティクスを用いて個別ページの「閲覧数」や「滞在時間」を確認する方法

サイトのアクセス解析をしていたり、LPとなるページの効果測定をしていると、個別のページに関する「閲覧数」や「滞在時間」などのデータを知りたくなるケースがあります。

個別のページに絞って分析することで、サイト全体のアクセスや滞在時間からは見えてこない情報が得られるためです。

そこで今日は、グーグルアナリティクスを用いて個別ページの「閲覧数」や「滞在時間」といったデータを確認する方法を解説していこうと思います。

個別ページのデータを確認する手順

まずはグーグルアナリティクスにログインし、確認したいサイトの「すべてのウェブサイトのデータ」を開きましょう。

個別ページ解析1

次に、左側のメニューから「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」へ進みます。すべてのページ情報が表示されたら、右下の検索窓に分析したいページのURLを打ち込みます。

個別ページ解析2

※URLを打ち込む際はドメイン配下のみを入力します。たとえば、「https://sitemart.jp/1219.html」でしたら「/1219.html」のみ入力してください。

URLを入力して検索をクリックすると、特定のページに絞り込まれたデータが表示されます。以下のような形です。

個別ページ解析3

このデータより個別ページのアクセスを解析することが可能です。たとえば、「ページビュー数」は一定期間にユーザーから見られた回数を示し、「平均ページ滞在時間」であれば1ユーザーの平均滞在時間を示しています。

変化を分析する、効果測定する場合

先ほどまでは単純に個別ページのデーラの見方をご説明しましたが、中にはページを改善・修正などして変化を分析したい方もいらっしゃるかと思います。

その場合には、右上の期間選択から分析を切り分けたい期間で分けて比較していきましょう。

個別ページの解析4

たとえば、8月と9月でページの内容を変えたとします。

その場合、まずは8月だけのデータを抽出しメモします。次に9月だけのデータを抽出しメモします。それら2つのデータを比較し、ユーザーの反応がどう変わったのかを見ることで改善が上手くいったかどうかを判断していきましょう。

まとめ

本日は個別ページの解析方法をご紹介しました。個別ページの解析では、サイト全体の分析では見えなかった問題点など見つかるので便利な半面、1つの解析にかかる不可も大きくなります。

そのため、成約に直結するページやキラーコンテンツとなるページなど、1ページの価値が高いものから優先して分析していくことを意識してください。

これにて個別ページの文責方法は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

「やばい、ブログのネタが無い」と感じた時の5つのアイデア発見法

悩む人

アフィリエイトやオウンドメディアのコンサルティングをしていると、多くの方から「ブログのネタが無い」という悩みを耳にします。

実は私もアフィリエイトを始めた頃はブログのネタに困ることが多く、なかなか更新頻度が上がらなかったり、記事数が増えなくて苦しんだ時期がありました。ですが、ある1つの単純な事実に気付いてからは、そういったことで悩むことは無くなりました。

今日は、ブログのネタが無くなった時の、アイデア発見法についてお話していきます。内容としてはありふれたものですが、確実に効果のある方法です。困っている方は、騙されたと思って実践してみてください。

目次

アイデアが浮かばない原因

では、本題に入る前に少しだけアイデアについて触れておきます。

アイデア(idea)とは、日本語に直すと「発想」や「思いつき」という意味になります。これだけ聞くと「当たり前でしょ」と思ってしまいますが、実はここに落とし穴があります。なぜなら、「アイデア=思いつき」という概念ゆえに、どうしても新しく生み出すようなイメージがあるということです。

ですが実際は、既に頭の中にある知識や経験を元に、それらをブラッシュアップしたものや、組み合わせたものがアイデアになります。つまり、新しく生み出したのではなく、頭の中にある情報の一部を取り出しただけなのです。

ですから、誤解を恐れずに言えば、アイデアが浮かばないという状態は、頭の中に十分な知識や経験が備わっていないと言っても過言ではありません。

たとえば、あなたの大好きな事柄(食べ物でも人でも何でもいいです)について、自由に語ってくださいと言われたらどうでしょうか?おそらく、「何話そうかなぁ。。」などと悩まず、スラスラ言葉が出るはずです。なぜなら、その事柄に対する情報が既に頭の中に入っているからです。

大事なことは”インプット”

そこで重要になってくるのが、情報のインプット作業です。もしブログのネタに困った時は、「書くことがない」と思うのではなく、「頭の中の情報が足りない(インプットが足りない)」と思ってください。

そして、情報をインプットするのに使える方法が以下の5つです。

インターネットで検索する

グーグル等の検索エンジン技術が発達した現在、インターネットを利用すれば世界中から瞬時に、大量の情報を入手することができます。ただし、ここでのインプットはあくまでネタ探しのための利用です。記事をコピーしたり、自分のコンテンツのように使い回すのは犯罪です。その点には注意しましょう。

※他人の記事を引用する場合は、ちゃんと引用タグを使用します。

では、どのようにネット検索を活用するかといえば、自分の持ちネタを増やすために使います。

具体的には、まず調べたいメインキーワードで検索をかけ、上位10件のサイトを全てチェックします。この時点ですべきことは、各サイトでどのようなジャンルの記事、コンテンツを扱っているか見ていきます。

気になる記事があればじっくり中身を読んでいきましょう。または、個別記事で出てきたキーワードで再検索をかけ、情報を深堀りしていくと、更に尖ったコンテンツの検討ができます。

以上の作業をやるときは必ず、気になった記事の「タイトル」「キーワード」「URL」を最低限メモっておきましょう。

そして、それらの記事を読んだうえで、自分なりの意見や言葉でコンテンツを再構築するようなイメージでコンテンツを作っていきます。たとえ同じ結論を伝えるにしても、伝え方は人それぞれです。あなたなりの意見、具体例、表現、図や画像、体験などを交えて伝えていけば、それは既に新しいコンテンツとして認められるでしょう。

書籍で勉強する

ウェブで情報を発信するために書籍で真面目に勉強する方は意外に少ないのですが、書籍は出版前に何度も推敲された文章であり、構成から章立て、図説にいたるまで最も分かりやすい情報源かと思います。そのため、情報のインプットには最も適した方法と言えます。

また、書籍で学んだ知識はインターネットで他のサイトと被りにくいという利点もあり、情報の差別化という意味でもお勧めできます。

ある情報を発信する際に、そのジャンルに関する書籍を5冊も読み込めばかなりの知識が手に入るはずです。そこまでいけば、ユーザーの参考になるコンテンツも作れるようになれます。

ただし、ここでも丸パクリはいけません。書籍はあくまで基礎知識を入れるのが目的で、それをウェブ上のコンテンツとしてどう料理するかはあなた次第です。

テレビで仕入れる

テレビは、見ている人が多いわりにウェブコンテンツの参考にしている方が少ない印象です。ついついテレビを見て楽しんで終わってしまうのかもしれません。。。

最近はバラエティなどでも様々なジャンルの番組があります。それらの番組には専門家が出演していることも多く、情報の信憑性にも信頼がおけます。もっと言うと、テレビで発信された情報は世間の認知度も高いため、一時的ではありますが、検索需要が急激に高まるケースも多いです。

たとえば、何かの情報を発信する際も、「○○で話題になった、~~~するための方法」(○○は番組名)など、番組名をタイトルに含めるだけで検索のヒット率も高まります。

人と話す、聞く

あなたの運営するサイトに関する知識を持っている方が近くに居るならば、その方と雑談してみるのもいいかもしれません。ブレインストーミングのような形を取ってしまうと仕事行儀になってしまいますし、相手もいい気がしないかもしれないので、

「ちょっと話聞いてくれませんか?」「今日、飲みに付き合ってください」など、自然な形でお誘いし、コンテンツのネタ出しを話し合ってみてください。人との会話の場合、時間当たりのネタ出し量は少なくなるものの、思わぬ貴重なネタを拾えることもあります。

有識者だからこそ知っているような知識に出会える可能性もあるので、1度はやっておいた方がいいかもしれません。

調べてもらう

「自分で出来ないなら、外注してしまおう」という考え方です。実際、弊社にネタ探しを依頼された方も何人もいます。多くの方はメインキーワードを教えていただいたうえで、個別記事のロングテールワードをこちらでリサーチし、納品しました。

自分以外の人が調査することで、今まで見つからなかったようなワードが見つかることも多いですし、「新たな発想を思い付きました。」という感想もいただきます。

外注と聞くとデザインやライティングなど、作業系の依頼が多いイメージですが、最近はクリエイティブ系の外注も増えてきている印象です。先ほどのキーワードリサーチも良い例で、ただキーワードを調べるだけでなく、このキーワードならこんな記事が書けるのでは?と提案させていただくこともあります。

最近はSEO会社やウェブ制作会社の方がクラウドソーシングで副業している方も多いですから、ランサーズやクラウドワークスで募集を投げれば、作業者を集めることも可能だと思います。

以上、「やばい、ブログのネタが無い」と感じた時の5つのアイデア発見法でした。

ユーザーが喜ぶ王道コンテンツパターン5種

オウンドメディアのコンテンツマーケティングにおいても、アフィリエイトサイト作成においても、ユーザーに喜ばれるコンテンツを作ることはウェブマスターの使命です。

そんなコンテンツですが、ユーザーが喜ぶコンテンツにはある程度の型が存在します。そこで今日は、ユーザーが喜ぶ王道コンテンツパターンを5つを紹介します。

「もうコンテンツが思い付かない」という方でも、今日の記事をご覧になれば新しいコンテンツが思い付くかもしれません。

ノウハウ系コンテンツ

コンテンツ作成の王道パターンです。「○○の方法」や「△△のコツ」など、ユーザーが参考になるようなノウハウテクニックを紹介するコンテンツです。

ノウハウ系の記事を配信することでユーザーに有益なだけでなく、「価値ある情報を提供できる=それだけ実力がある」という証明にもなりますから、ユーザーの信頼獲得にも繋がります。

ユーザーがそのサイトや運営者に信頼を寄せれば、自然とコンバージョン(お問い合わせや購入)などにも繋がっていきます。

まとめ系コンテンツ

まとめ系のコンテンツというとNaverまとめが有名ですが、同じようなことをあなたのサイトでも行うことが出来ます。

先ほどのノウハウ系コンテンツが1つの記事なら、まとめ系コンテンツはそれらノウハウをまとめて紹介する記事になります。内容としては、自分のサイト内にある記事をまとめることもあれば、外部サイトの有益な記事をまとめるケースもあります。

たとえば、ウェブサイト売買のサービスサイトについてまとめるとします。「2016年8月現在、本当に使えるサイト売買サービス5選」こんな感じの記事です。各サービスの名称、特徴、紹介文などを追記してまとめていきます。

サイト内でのまとめ系記事の比率に気をつける必要はあるものの(まとめ系ばかりになるとNaverと一緒になってしまうため)、こういった記事が喜ばれるのも事実です。

 

外部サイトへリンクを送ることに対して「SEOの評価が下がる」「アクセスが流れて勿体無い」と思う方もいるかもしれませんが、それは心配ありません。なぜなら、有益な外部記事に対するリンクはむしろ、SEO上もプラスの効果(ハブサイト化)があるためです。

これはユーザーのためを思えば当たり前のこととも言えます。自分のサイトには無い情報、でもすごく参考になる、そんな時にその記事を紹介したら、ユーザーはどう感じるでしょうか?きっと、有難いと思うはずです。

また、良い記事を紹介することで一時的なアクセスは流れるものの、感謝や信頼は勝ち取れるはずです。なぜなら、良い記事を探すためには、情報を探すためのリサーチ能力、その記事を評価する目が必要だからです。ユーザーは暗にそれを察知します。

比較系コンテンツ

比較系コンテンツはまとめ系コンテンツと混同されがちなのですが、ここではデータやサービス、数字などで何かを比較するコンテンツを配信していきます。

たとえば、お勧めのレンタルサーバーを紹介する際に、最もお勧めのサーバーをズバッと教えて欲しいユーザーもいれば、複数のサーバーを紹介し、それぞれの良さを比較したうえで結論付けたいユーザーもいるはずです。

つまり、本来ユーザーが調べるはず、検討するはずの比較作業をこちらが先回りすることで、有益なコンテンツに成りえるというこです。

比較系コンテンツを作る場合、比較の軸となる評価指標が必要になります。先ほどのレンタルサーバーでいえば、月額利用料やサーバー容量、転送量、ドメイン登録数、データベース作成数など、どの指標で比較したいかによって扱うデータも変わってきます。

この比較系コンテンツは、良くも悪くも努力で作ることが出来ます。手間を惜しまず調べることに努めれば、運用初期の段階からでも内容の濃いコンテンツを作れるため、コンテンツ作成に悩んだらまずはここから始めてみるのも良いかもしれません。

体験型、インタビュー形式のコンテンツ

体験型インタビュー形式のコンテンツとは、実体験をメインとしたコンテンツです。

たとえば、体験型のコンテンツの例には美容商品のレビューであったり、脱毛サロンや旅行の体験談であったり、実際の体験を通してどんな効果があったか、どう思ったかを書いていきます。

このタイプのコンテンツの特徴は体験者の主観的な意見ではあるものの、リアルな感想を見れる点です。商品を購入する際にユーザーが持つ不安の1つとして、「損をしたくない」という感情があります。このコンテンツを追加していくことで、その不安を軽減することが可能です。

 

また、インタビュー形式のコンテンツでは、更に信頼度の高い体験記事を作成できます。なぜなら、先ほどの体験談は筆者の体験談を書いていたのに対し、こちらの場合は第三者の体験をインタビューし、書いていく形となるためです。

人間は、直接その人から言われるよりも第三者経由で言われた方が信頼する場合があります。

上記のケースも同じで、「私にはこんな効果がありました。」ももちろん魅力的な書き方ではありますが、「○○さんにもこんな効果があったようです。」という書き方も魅力的というわけですね。

ニュース、速報系コンテンツ

最後のコンテンツパターンはニュース速報系のコンテンツです。

オウンドメディア、アフィリエイトサイト、ネットショップ、これらのジャンルを問わず日々情報が変化していることは誰しも否定できない事実だと思います。それらの情報を自分で追ったり、定期的に仕入れたりするのはなかなか骨が折れます。

そこで、運営するサイトのジャンルに合わせた最新情報や最新ノウハウ、大きなニュースなど、旬な情報を届けていくとユーザーは喜びます。そして、旬な情報を届けるサイトはユーザーから定期的に来訪していただけるようになるため、ユーザーのファン化にも繋がります。

 

また、ノウハウの場合はインプットが必要ですが、最新情報やニュースの場合は、そのネタを引用したうえで自分の意見を述べればいいため、コンテンツ作成の労力が少ないのも利点の1つです。

たとえば、グーグルがSEOに関して新しいアルゴリズムを発表した場合、そのニュースを紹介したうえで、今後どのような影響が予想されるか、どのような対応を取るべきか、などを自分なりの言葉で表現すればいいわけです。

まとめ

今回ご紹介した5種類のコンテンツパターンですが、参考になりましたでしょうか?これらのパターンは、結果の出ているサイトでは、必ずどれかは取り入れられているコンテンツパターンです。もし追加できそうなパターンがあれば、是非あなたのサイトにも追加してみてください。

また、これら5種のコンテンツパターンはどれも有益ではあるものの、多くのサイトでメインとなるのは1つ目のノウハウ系コンテンツになります。

ノウハウ系コンテンツはユーザーの信頼を勝ち取るうえで最も必要なコンテンツになるため、このコンテンツの比率は注意したいところです。全体における記事比率としては、ノウハウ系コンテンツが50%以上を占める形がユーザーにとっても良いのではないかと思います。

逆に、ユーザー投稿型のサイトや体験談を集めたサイトなどでは、体験型コンテンツの比率が大半を占める形になることもあります。こういったケースでは、先ほどの話は当てはまりません。

あなたのサイトのコンセプトによって、必要なコンテンツも変わってくるということです。

作成したコンテンツは、ワンソースマルチユースで複数展開する

あなたは、自分の作成したコンテンツを有効活用できていますか?「ブログを書いて、その後メルマガ書いて、その後は・・・あーもうやることがたくさんあって手に負えない!」そんな風に思っていませんか?

「ブログはブログ」「メルマガはメルマガ」と分けて考えていると、コンテンツの作成効率は落ちてしまいます。せっかく丹精込めて作ったコンテンツなのですから、マルチに活用していきましょう。

インターネットの特性を活かす

インターネットとリアルの大きな違いの1つに、生産コストがあります。生産コストとは、あるコンテンツを作る際に必要な時間、人件費、労力、それらのコストを意味します。

リアルな世界の場合、1つのコンテンツを作る場合と、2つ目のコンテンツを作る場合では、約2倍のコストがかかります。

たとえば、パティシエがケーキを作る場合、1個作るのに1時間かかるなら、2個作るには2時間かかるということです(ここではあえて、作業効率の話は省いています)。

 

ですが、インターネットの場合はこの理論は成り立ちません。

1つコンテンツを作るのに1時間かかったとしても、2つ目を作るにはコピーすればよく、リアル世界のように2時間かかることはありません。なぜなら、ネットの世界はデータで成り立っており、瞬時にコピーすることが可能だからです。

この特性を活かすことで、1度作ったコンテンツを最大限に有効活用することができます。

たとえば・・・

例えば、最もよくある例としては、ブログで書いた記事をメールマガジンやフェイスブックなどにも転用することです。文字数は限られるものの、Twitterにも流すことができます。このように、1つのコンテンツを複数メディアに活かすことをワンソースマルチユースと呼びます。

このワンソースマルチユースでコンテンツを運用すれば、一度の労力で幅広くメディアをカバーすることが可能になります。「今までブログで更新した記事は、ブログ内でしか使ってなかった。。」そんな方は今日からでも、他の媒体にも拡散してください。

同じものを流すことに意味はある?

中には、同じコンテンツを流すことに違和感というか、不安がある方もいるかと思います。そのコンテンツを見たユーザーから「また同じ内容が来たよ」と思われてしまうのではないか?、などです。

それについては心配ありません。なぜなら、ユーザーはそれぞれ自分のよく使うメディアを決めているためです。

たとえば、あなた自身のことを思い出してみてください。「メルマガはこの人のを読もう」「ブログはこの人のをチェック」「Twitterは・・・」など、各メディアによって見ている媒体が異なるのが普通です。

 

そのため、たとえブログ、メルマガ、SNSと同じコンテンツを拡散しても、何度も目にするユーザーは少ないと考えます。

それに、仮に何度も目にするユーザーがいたとしても、そのユーザーはそれだけあなたの強烈なファンということですから、同じコンテンツが別の媒体を通して流れてきても嫌悪感は抱かないでしょう。

むしろ、拡散しなかったために、本来見て欲しかったユーザーにコンテンツが届かない方が問題です。

その他にも

先ほどはブログとメルマガでのマルチユースをお伝えしましたが、この考え方は様々な場面で応用可能です。

たとえば、ブログ内で書いた記事を溜めておき、あとで小冊子にして書籍化する、セミナーを開いた際にビデオを撮っておきメルマガ登録者への特典動画とするなど、コピー可能なコンテンツであればどこにでも通用します。

もしかすると、あなたの持つ貴重なコンテンツが、勿体無い形で眠っているかもしれません。新しくコンテンツを生み出すことはもちろんのこと、今あるコンテンツをどう活かすかも、是非検討してみてください。

「サイト改善に正解はない」と言われる理由とその対処法

アフィリエイト関連の書籍や情報商材を見ていると、こっちには○○と書いてあるのに、他方では××と書いている、ということがよく起こります。また、アフィリエイトのコンサルにおいても、人によって手法が異なるのと同じように、主張も違います。

なぜこのようなことが起こるのか?今日はその理由を話すとともに、対処法を考えていきます。

目次

「正解はない」の意味するところ

また、まだ成果が出ていない段階で最も気に障る言葉、それは「正解はない」ではないでしょうか。

きっとあなたもこの言葉を聞いたことがあるはずです。なんなら、嫌悪感さえ抱いているかもしれません。「え、あなた今まで色々と経験してきたんじゃないんですか?なんで正解が分からないの?」と。

ですが、ここで言われる「正解はない」の意味は、あくまで「絶対的な正解はない」という意味であり、「正解ない」という意味ではないということです。つまり、いくつか正解と思われる施策は予想できるが、必ず正解だとは言えないという意味です。

なぜ絶対的な正解を出せないのか?

「経験者なら分かるはず。」「プロなんだから、正解を導き出せて当然。」私も以前まではそう思っていました。ですが、ウェブ関係、マーケティング、ブランディング、集客、セールスについて学べば学ぶほど、当時の考えは無くなりました。

そして今では、なぜ絶対的な正解が出せないのか、自分なりの解が出ました。

アフィリエイトにかかわらず、ウェブサイトの改善において絶対的な正解がないのは、改善までのプロセスが科学的証明であり、数学的証明ではないからです。

数学的証明と科学的証明の違い

私たちが昔、中学校や高校、大学で学んだ数学。その中に「証明」という分野があります。数学における証明では、既に絶対的な正解とされる定理や原則に従って、何かを証明していきます。

そこでは、既に正解とされるものの繋がりによって新たな証明がなされるため、その証明もまた正解と言えます。そこに不確かさは存在しないのです。

 

ですが、科学的証明の場合は様子が異なります。科学的証明においては、絶対的な原理・原則を元に証明を進めるのではなく、ある仮定に基づいた検証の積み重ねによって証明します。

ある仮定に対して実験を重ね、その実験回数が多くなるほど、証明は正しいとされるのです。そのため、実験回数に裏打ちされた根拠はあるものの、不確かさが存在します。

「証明の根拠とされた部分以外にも影響を及ぼすものはなかったか」「他に考えられる実験の条件はないか」など、不確かさを多分に含んでいます。

そして、ウェブサイトの改善もまた、この科学的証明でしか答えを導き出せません。そのため、「正解はない」という発言が出てしまうのです。

答えはないのか?

では、「サイト改善に答えはないのか?」と聞かれれば、そんなことはありません。数学のような絶対的な正解は存在せずとも、過去に成功が確認された施策は存在するためです。

たとえば、あなたは体調が優れず、体調を良くする方法をネットで調べたとします。そこには「睡眠を取る」「栄養を取る」などの方法が書いてありました。

それらの方法は、あなたの体調を絶対に改善するものではありません。ですが、過去にそれらを実行して改善された人がいることから、1つの解であることが分かります。ならば、「絶対に」という表現は誤っているものの、1つの解として試す価値があるとは思いませんか?

これはウェブサイトにも同じことが言えます。あなたが書籍やコンサル、ネットで見つけた情報、それらは過去に成功が確認された方法なのです(もちろん、信頼できる情報源であることが前提です)。あなたが同じことを試せば、同じ効果を得られる可能性があります。

優先度の高い「解」から試す

では最後にまとめです。

結論から言うと、考えられる施策はどんどん試すべきです。当たり前ですが、ありもしない絶対解を求めて足踏みしていても、何も得られるものはありません。試せば試すほど、限りなく正解に近い「近似解」には辿り着けます。

また、施策を試すといっても、やたらに試せばいいというわけではありません。効果が期待できるもの(優先度の高い施策)から試すべきです。

仕事をしていると、ついつい楽なものから手を付けてしまったり、真新しい情報を手に入れるとそちらに興味が移ってしまったりするものです。ですが、早く効果を得るためには、そういった感情面でぶれることなく、優先度で判断していく姿勢が重要です。

もし今、「これを試したら効果が出そうだな」という施策が1つでもあるのでしたら、この記事を見終わった瞬間に試してみてはいかがでしょうか?

クラウドソーシングで外注する時に重要な「環境作り」と「心得」

新規でサイトを作ろうにも、買い取ったサイトをリノベーションしようにも、今やクラウドソーシングによる外注は避けて通れません。私が主に利用させていただいているのはランサーズとクラウドワークス、それにココナラですが、ほんと便利です。

もしこれらのサービスが無ければ、今よりももっとサイト構築に時間がかかっていたでしょうし、収益化にも時間がかかっていたはずです。クラウドソーシング様々ですね。

そんなクラウドソーシングを利用するときに重要な話を今日はしようと思います。

ランサーのことを考えるのが全て

仕事を依頼する相手のことを何と呼ぶか迷いましたが、ランサーズっぽく、この記事内では「ランサー」と呼ぶことにします。

私はどのクラウドソーシングを利用するときもそうですが、ランサーが仕事をしやすい環境を作ることに全力を注いでいます。これだけ見ると「当たり前じゃん!」と思うでしょうが、意外にできていない人が多いように思います。

私は元々、ランサーとしても活動していたので、雇われる側の立場も分かります。というより、そっちの気持ちの方が理解できるぐらいです。その経験も踏まえての話になります。

心理的な話と物理的な話

まず「環境を整える」といっても、心理面と物理面の2つに分ける必要があります。

心理面とは

心理面というのは、分かりやすくいうと、お互いを尊重できるかどうかです。依頼する側にありがちなのが、「お金払ってるんだから、やってよね」という頼み方。こういう方も多いのですが、お金払ってるから偉いわけじゃないですよね。その分、納品物またはサービスを受けているわけですから。お互い様です。

互いがいるから成り立っている、価値の交換をしているという意識が大事です。そういう意識でやっていると、ランサーの方も全力で取り組んでくれます。接し方の意識を変えるだけで、ランサーから上がってくる納品物のクオリティは上がりますよ。

依頼する側としては「このランサーさんが居てくれるから、成り立っている」と思い、ランサーさんは「このクライアントのためなら頑張ろう」と思える。こういう関係を築ければ、使ったお金以上の成果を出せます。

そう考えると、もはや世に出回っている記事の相場とか関係ないんですよね。良い関係さえ築ければ、費用対効果はどんどん向上します。汚い言い方ですけど。

物理面とは

もう一つ、物理面というのは仕事の依頼の仕方ですね。どんなに素晴らしい人格を持っていても、ディレクションが下手だと良い納品物は上がってきません。

大事なことは、出来る限り具体的に納品物をイメージしてもらうこと。

こちらが思っている以上に、完成イメージは伝わっていないことがほとんど。それも当たり前です。こっちは完成イメージが出来ていますが、向こうはそのイメージを持ちながら話を聞いているわけではないですからね。初めてお付き合いする方なんて尚更です。

 

だから、とにかく説明する。手順が1~10あるなら、「1、2、3、4・・・」と全部説明する。間違っても「これは言わなくても分かるだろう」なんて考えません。むしろ、「1.5」とか「2.5」も説明してもいいぐらい。

ランサーの方が説明を読んで、「スッと」理解できる状態が理想です。

ランサーが説明を読んだ時に、「これはこういうことかな…」なんて疑問に思わせたら、それは説明が足りない証拠。ランサー側の思考コストを出来る限り下げて、その分をこちらが負担すべき。それが結局、最高の納品物という形でリターンとなって返ってきます。

その両方を実現すると。。。

たとえば、最近うまくいった例を紹介すると、ランサーズやクラウドワークスで依頼したタスク案件で良い事例がありました。

私の場合、まだまだ資本もありませんし、専属のライターを雇ったりなんてこともしていません。そこで出来る最大の手段は、ランサーに最高の仕事環境を提供し、最小のコストで最大のリターンを得ることだと考えました。

そこで利用したのがタスクでの依頼です。タスクの詳しい説明は省きますが、細かいやり取りをせずに単純作業的に仕事を頼める、便利な依頼方法とでも言いましょうか。

 

タスクというと内職的な、1件5円とか10円とか、そういう単純作業が目立ちますが、私はがっつりライティングに活用しました。それも、1,500~2,000字の完全オリジナルコンテンツを150円(税抜)で依頼できています。

今も毎日記事が上がってきますが、この価格でこのコンテンツが手に入ることが、本当に驚きです。作業手順を明確化、具体化し、ランサーが仕事しやすい環境を作ることで、ここまで費用対効果を高められるようです。

具体的なタスク依頼方法については、また次の機会にでも紹介できればと思いますが、今回お話した「環境」作りの話や「心構え」について、是非、参考にしてみてください。

個別記事とタグページのキーワードバッティングを避け検索順位を上げる

ページの管理

サイトやブログが大きくなってくると、各個別記事でどんな内容を書いたのか、管理があやふやになることがあります。そんなとき私はエクセルで各記事を一覧でまとめているのですが、最近になって個別の記事意外でも、タグページとの関係も気になってきました。

というのも、今まで1ページ目に表示されていた記事が、最近になって2~3ページに下落していたためです。よくよく見ると、個別記事で狙ったキーワードとタグページで狙ったキーワードがバッティング(重複)しており、これが原因で個別記事の順位が中途半端になっているのでは?と感じたのです。

もちろん、個別記事が常に順位を維持できるわけではないので、タグページが原因かは定かではありませんが、検証も兼ねて個別記事とタグページを精査して、検索順位がどう変わるのかを見ていきたいと思います。

今回検証するキーワードの順位推移

今回検証するキーワードの検索順位ですが、2016年に入りこのように変動しています。

GRCの順位変動

ご覧の通り、ギリギリではありますが1ページ目を維持していたキーワードが、5ヶ月間の間でズルズルと下がっている状態です。元々は1ページ目にいた記事でもあるので、今回の施策で少しでも改善できることを祈ります。

ちなみにですが、タグページの方は同様のキーワードで500以内にも入っていません。

念のためアクセス解析もチェック

今回行う施策ですが、とても単純です。タグページ自体を削除して、個別記事だけ残す作戦です。そうすることで個別記事に評価が集中し、検索順位も上がると考えました。ですが、施策を行う前に確認すべきことがあります。

それは、タグページへのアクセス状況です。

先ほども言ったように検索順位では上位に入っていないため、検索経由のアクセスは無いと予想できます。ですが、サイト内からのアクセスも念のため見ておきましょう。各記事のアクセス状況は【行動】→【サイトコンテンツ】→【すべてのページ】で確認ができます。

アクセス状況

 

ご覧の通り、ほとんどありませんでした。ちなみに検索経由のアクセスは赤枠の部分です。消してしまっても問題ないレベルですね。

これがもしアクセスが多いようなら考え物です。検索からの流入がないとしてもサイト内からの流入があれば、そのタグページはユーザーにとって必要なページであるからです。

その場合は今回のように削除するのではなく、他の方法(リダイレクトやCanonical)を検討しなければいけません。

タグを削除する

今さらですが、このサイトはWordpressで構築しています。そのため、タグページを削除する際は【投稿】→【タグ】から簡単に削除が可能です。実際に消してみました。さて、検索順位はどのように変動するのか。

Search ConsoleよりURLの削除を行う

タグページの削除にあたり、Search Consoleより検索結果からURLの削除依頼を出しました。自然に認知されるのを待ってもいいのですが、今回は早く結果を知りたいので通知しておくことにしました。

この「URL削除依頼」をすることで、グーグルにいち早くページを削除したことを知らせることができ、検索結果にも反映されやすくなります。URL削除の依頼はこちらよりできます。

検証結果

現在検証中につき、変動がありましたら更新したいと思います。