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自社商品を売る場合と、他者商品をアフィリエイトする場合のLPの違い

タイトルの通りです。今日の記事はどちらかというと、アフィリエイトで集客はできているのに、いまいち成約率が伸びなくて悩んでいる人向けです。自社の商品があってそれをセールスしたい人は、こっちを見た方が参考になります。

>>ランディングページ作成の32の手順 / バズ部

立場の違いを理解する

アフィリエイターでよくある勘違い、それは「自分が販売している気になること」です。私も以前は同じような感情を持っていました。「今月は○○本売れたとか」「売上○○万円だ」みたいな。

でも、これって、かなり間違っています。アフィリエイターはあくまで「紹介者」です。「販売者」ではありません。自分の商品をセールスしているわけではないですからね。

でも、どうしてもアフィリエイトしていると、自分が売っているような気分になって、そういう誘導の仕方しちゃうんですよね。まずは、この意識から変えないといけません。

人様の商品やサービスなのに、まるで自分の商品のように紹介していたら、そりゃユーザーも違和感を感じてしまいます。それが成約率の大きな低下に繋がっている可能性はありますね。アフィリエイターは紹介する立場、これは絶対に忘れてはいけないです。

自分の商品・サービスを作ってみる

でも、いきなり意識変えるのは難しいですよね。だから、私がお勧めしている方法は、自分でも商品やサービスを作ってみるということです。もしくは受託でも構いません。

私の場合でいえば、コンサルや自社サービス、受託なんかをやってからは意識が大きく変わりましたね。もしそれも難しいなら、読者のためにような無料レポートを作って、それをあなたのサイトで紹介してみるのもいいと思います。または、メルマガへのLPを作ってみるとか。

自分の商品・サービスを売るときと他人のものを売るときの違い、その辺の感覚を肌で感じてみるのは大事なことです。

(自分の商品が売れ始めると、もうアフィリエイトとかいいやってなったりしますけどね。。。)

詰め込めば良いってものじゃない

アフィリエイトのLP作っていると、どうしても色々な情報を詰め込みたくなりますよね。確かに本来、成約率の話でいえば、必要な情報が漏れなく入っている方が、成約は取れます。確実に。

でも、アフィリエイトの場合はそうとも限りません。なぜなら、アフィリエイターが作ったLPの後に、本物のLPページが待っているから。自分で商品を売る場合と、他人の商品を紹介する場合では、ユーザーが乗り越えるステップに1つ差があります。

【自社商品】
■商品LP → 購入
【アフィリエイト】
■アフィリエイターLP → 商品LP → 購入

 

ここで注意しなければいけないのが、「情報の重複」。アフィリエイトサイトでどこまで情報を開示しておくか、結構重要なポイントです。あまりに多くの情報を載せすぎても、商品LPに遷移したときに「これさっきも見たな…」ってなるわけです。

どんなに面白いマジックだって、短時間で2回見せられたら興味薄れますよね?
驚きも半減してしまうと思います。

なので、「ここは伝えておきたい!」というポイントがあれば詳細は伝えずにポイントだけ伝えるとか、もしくは4つ重要な事柄があれば1つだけ伝えて「詳細は公式サイトで」みたいにするとか、メインを公式サイトの方に持ってくる必要があります。

情報商材アフィリエイトの場合は若干、違う

ただし、情報商材アフィリエイトのように、アフィリエイトに特典を付けられる場合は、少し状況が変わってきますね。なぜなら、ユーザー側がどこのサイトで買うかを選ぶから。

何を買うか」は既に決まっていて、あとは「どこで買うか」「どの特典を選ぶか」なんですよね。そういう意味で情報商材アフィリエイターは、アフィリエイターでもあり、販売者にも近い存在であると思います。

より魅力的な特典を付けられるアフィリエイターが紹介(販売)できますからね。ジャンルやキーワード選定によっては特典なんて関係なく売れる商材もありますが。

アフィリエイターだからこその情報も

先ほどの続き、商品LPと被りすぎちゃいけないという話。

逆に、アフィリエイターだからこそ自分のLPに載せれる情報もあります。たとえば、口コミ

公式サイトにある口コミって、基本的に良い口コミしか載せていないですよね?

あれ、ユーザーからすると凄く胡散臭いんですよね。「え、本当に??」って思っちゃうわけです。それでも、大手企業の商品とか、既に人気の商品なら心配なく売れるんですが、そうじゃない商品を売るときは、信用を得るのが大変。

だからこそ、悪い口コミも載せちゃうわけですね。クレームみたいな悪いまで口コミまで載せる必要はありません。でも、購入者を限定するような口コミは特に、信用度が上がりますね。「私の場合は○○だったので効果はありませんでしたが、△△の人にはお勧めです」みたいな。

紹介するときも販売するときもそうですが、対象ユーザーは限定するほと成約します。「対象を絞ったら、チャンスを逃すんじゃ…」と思う方もいますが、その逆です。絞り込むからこそ、それを見たユーザーが「これ私のこと言ってる!」と感じてくれるんです。

今はたまたま口コミを例に出しましたが、公式サイトに載っていない、かつ、他のアフィリエイトサイトにも載っていない情報があれば、どんどん出していった方がいいですね。成約率アップに繋がります。

まとめ

普段はまとめは書きませんが、かなり長くなってしまったので、要点だけ残しておきます。

自社商品を売る場合と、他者商品をアフィリエイトする場合のLPの違い

  • アフィリエイターは「紹介者」の立場だということを心得る
  • 公式サイトに載っている情報との「重複」を避ける
  • アフィリエイターだからこそ提供できる情報を載せる

是非、試してみてください。

能力や実績が乏しい段階でも、お客様に信頼してもらう方法

ネットビジネスをやっていると、職業柄すごい人をたくさん見かけます。リアルビジネスに比べて情報も入ってきやすいため、ついつい自分と人を比べてしまうことも多いはずです。

あの人すごいなあ、自分なんて到底かなわない

そう思うのは簡単ですが、他人と人を比べて落ち込んでいても何も始まりません。たとえ、まだまだ能力が低くとも、びっくりされるような実績がなくとも、お客様に信頼していただく方法はいくらでもあります。

今日は、いま現在私も心掛けている信頼を勝ち取る方法について記しておこうと思います。ある意味、自分への戒めでもあります。インフォプレナー、ショップ運営者、アフィリエイター、どんな形であれユーザーと関わる人全てに参考になると思います。

私が心掛けている3つのこと

私がお客様の信頼を得ようと思ったとき、まずは以下の3つを心掛けています。

  • スピード
  • 丁寧さ
  • 予想を超えるサービス

どれも当たり前の内容ではあるのですが、意外に出来ている人は少ないです。ネットの仕事だと特に、ウェブ上で仕事が完結することも多く、つい自分に甘えるためです。その理由は単純明快。

面倒だから

そう、スピードを意識してやったり、丁寧に対応したり、もらうお金以上にサービスを提供するのは非常に面倒なんですよ。でも、その面倒なことをどれだけ出来るかで他の人と差が付きます。というより、そんな当たり前のことを意識するだけで、認めてもらえます。

 

たとえば、こちらの記事で紹介している先日のサイト移行でいただいた感想や、
>>[サイト移行実績]手相占い師:星健太郎さん【Broggerからwordpressへ】

 

ワンコインマーケット『ココナラ』で試しに出品してみた際にいただいた感想など、

 

ココナラでいただいた声

 

有難いことに嬉しい声をいただきました。ですが、私は何も難しいことはしていません。このときに意識していたことは、先ほど挙げた3つだけです。

 

正直、実績があれば仕事を取るのは難しくないと思います。「アフィリエイトで月収1,000万稼いでます」と言われればコンサルの仕事は取れるでしょうし、「過去にWeb制作300件担当しました」と聞けば、任せてもいいかなと思ってしまうでしょう。

でも、そんな実績を生み出すまでは、泥臭いほどの努力をすべきと私は思います。

スピード

まずは何はともあれ、スピードを意識します。「え、こんなに早いの?」と思われるぐらいでないと、お客様から仕事が速いとは認めてもらえません。そのためには、他の人が進めるスピードの2倍、3倍のスピード感を持ってやるべきです。

私の場合、BtoB、BtoCどちらの仕事も抱えており、また、自社のアフィリエイト業務もあります。ですが、クライアントからの連絡や相談があれば、それを最優先にしています。

アフィリエイトの作業は自分自身の仕事のため、後に回しても問題ないです。でも、お客様は待ってはくれません。

本来であれば、作業効率の面からアフィリエイトの作業中は集中して取り組むべき場面もあります。ですが、その少しの効率を求めるが故にクライアントの信頼を損ねる方が、将来的な損害が大きいというのが、今の私の考えです。

丁寧さ

丁寧さというのは、作業自体の丁寧さもありますが、更に意識をしているのは報告や連絡です。

お客様は、私達が思っている以上に疑問点や悩みを抱えています。「これでもか」と思うほど丁寧に、漏れなく説明したとしても、必ず質問などは返ってくるものです。で、もし事前に行った連絡が情報の乏しいものだったら、もはや内容が正しく伝わりません。確実に不安になるでしょう。

なので、お客様に連絡する際は、情報を漏れなく伝えるだけでなく、「これはきっと疑問に思っているだろうな」と感じた事柄に関しては、先回りして伝えるようにしています。そうすることで、「この人はこんなに気持ちを分かってくれている」と感じてもらうことができます。

予想を超えるサービス

最後は、サービスの話です。正直言って、私は受託というビジネスモデルが大嫌いです。ですが、受けるからには最高のサービスを届けるようにしています。ここでの「最高のサービス」とは、単に言われた仕事やタスクをこなすだけでなく、それを上回る仕事をすることです。

たとえば、具体例を出すと、

検索キーワードの調査を50個依頼された時に、調べているうちにたくさん見つけ、せっかくだから依頼された分に上乗せして納品するとか、

WordPress移行のお手伝いをする際に、重要なプラグインがインストールされていないことに気付き、確認したうえでついでに入れてあげるなど。

え、こんなことまでやってくれるの?

と思ってもらえるほどやれば、満足しない人間なんていません。そして、それは必ず後から返ってきます。

まとめ

いくらで注文を受けたから、その分しかやらない

確かに、受託の仕事を受けるうえでは重要な考え方です。お客様の言うことに対し、全て言いなりになっていたのでは商売になりません。

ですが、お客様と対等な関係を築き、正しい価格に正しい作業量を担保したうえで、あえてこちらから予想を上回るサービスを提供するならば、話は違います。そういった意味では、お客様とどういった立ち位置で仕事をできるかも重要な要素なのだと思います。

あと、ここまでの話を見ると受託ビジネスだけの話題のように見えますが、アフィリエイトでユーザーと接する際も意識することは同じです。特に、情報商材アフィリエイトを行われている方は、共通する部分が多いと思います。

たとえば、ユーザーから何か問い合わせがあった時はスピード感を持って返してあげるべきですし、丁寧にお返事することで紹介者としての信頼も上がります。

また、購入者特典などは予想を超えるサービスに当てはまります。「こんなに良い特典付けてくれるの?」と思われれば、それだけで購入してくれるユーザーもいるものです。

以上、長くなりましたが、最近の私の備忘録でした。