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ノウハウコレクターも悪くない

ノウハウコレクター

ネットビジネス業界には、「ノウハウコレクター」と呼ばれる人達がいます。明確な定義は知りませんが、いわゆる知識やノウハウの収集・勉強にばかり走り、成果を出せずにいる人達です。

ノウハウコレクタという言葉は基本的にマイナスの意味で使われることが多いですが、個人的にはノウハウコレクターも悪くないと思っています。

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投資の意識がある

私がノウハウコレクターを擁護する理由の1つ、それは「投資の意識」です。

色々な情報商材を買い、過去に何十万、何百万とお金をかけてきたが、一向に収益があがっておらずマイナスのまま。そんな状態であったとしても、可能性にお金をかけるその勇気は素晴らしいと思うからです。

世の中の多くの人は、儲かるかも分からない情報商材などにお金をかけようとは思いません。「確実なもの」「成果を約束されているもの」に拘りがちです。そんな中、ノウハウコレクターは積極的にお金を使っていく行動力があります。

その行動力さえあれば、いつかは必ず芽が開く時が来ると思います。

甘い言葉に心が揺れるのが人間

また、実際にお金をかけるかどうかは別として、「もっと凄い方法」「誰でも実践可能」「すぐに結果を出せます」など、甘い言葉に弱いのが人間です。誰だって苦労して、努力して結果を出すよりも、楽をしてすぐに結果を出したいと考えてしまうもの。

そのため、色々な情報商材に手を出してしまうのは、人間として不自然ではないということです。

たくさんの知識は、後で必ず役に立つ

あと、どんな知識・ノウハウであったとしても、それを知っておくことで後で必ず役に立つ日がきます。方法論の選択肢は多く持っておいて損はありません。たくさん知識を持っていることは悪いことではありません。

これはたとえば、英語学習に似ています。

日本の英語教育もそうですが、初めは英単語や英文法といった知識ばかりを習います。そのため、英語を読んだり、英語がどういった仕組みで成り立っているかは詳しいですが、話すことは出来ません。

なぜなら、話す訓練(実践)をしていないからです。

では、英単語や英文法をしっかり学んだことが意味ないかというと、そんなことはありませんよね?より多くの英単語を知っている方が会話の幅は広がりますし、しっかりと英文法を理解している方が綺麗で分かりやすい英語を話せるはずです。

つまり、後々の伸びが良いと言えます。ノウハウコレクターも同じです。

「ノウハウコレクター」を脱するには

ただし、そこには「作業量」が必要になります。英語学習であれば、音読をしてみたり、英語話者と実践的な会話練習をしたり、語学留学をするなどです。これがネットビジネスの場合には、とにかく記事を書くことにあたると思います。

もちろん、「キーワードの調査」や「サイト制作の技術」、「アクセス解析」など、今後やるべきことはたくさんありますが、まず注力すべきは記事(コンテンツ)作成です。圧倒的な作業量を積むことで、今まで培ってきたノウハウが役に立ってきます。

ノウハウコレクターは稼げないか?そんなことはありません。ノウハウコレクターに作業量が付いてきたら、それこそ最強だと思います。

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この記事を書いた人

2015年10月独立起業。2017年10月法人化。社員数名の少数精鋭チームにて、サーバー移転の代行サービス『サイト引越し屋さん』の運営や、投資家としてWebサイトのM&Aをやりながら、サイトM&A専門メディア『サイトM&Aカレッジ』の監修もしています。

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