アフィリエイト等のネットビジネスにおいて、外注化が必要な3つの理由

アフィリエイトに限らず、ネットビジネスを行っていると話題に挙がるのが外注化の話です。

今はランサーズやクラウドワークス、シュフティなどのクラウドソーシングを使えば、個人でも簡単に外注化することが可能です。でも、まだ外注をしたことがない方にとっては「外注って本当に必要なの?」「どんな時に使えばいいの?」という疑問もあると思います。

そこで今日は、私なりに外注化を進める理由を大きく3つ紹介しようと思います。今回の話はアフィリエイトに限らず、せどりやインターネット事業全般に関係のある話なので、ネットビジネスに取り組まれている方の参考になるかと思います。

目次

理由①作業効率の向上

既にアフィリエイトに取り組んでいる方なら理解できるかと思いますが、サイトを運営し、集客、利益を出すにはそれなりの労力がかかります。一度サイトの基盤を構築してしまえば後の更新は楽になりますが、そこまで到達するのが一苦労です。

また、初めのうちは数サイトの運営を1人で行うことも可能ですが、運営するサイト数が増えてくると、1人では抱え切れなくなってきます。そこで人の手を借りて、作業効率を向上させるわけです。

ただ、この辺はどのぐらいまで利益を伸ばしたいかにも寄ります。

一般サラリーマンの給料を稼ぐ程度であれば、1つのパワーサイトを運営することでも達成可能です。その場合、外注は必要ないでしょう。1つのメインサイトをじっくり育て、安定的に収益を得ればいいと思います。

理由②収益性の向上

2点目は収益性の向上です。これは1つ目の効率の向上にもよってもたらされる効果とも言えます。作業効率が上がれば単位時間当たりの生産性も向上するので、自然と収益も増えてきます。

ただ、あくまでこれは「収益の発生するコンテンツを生み出した場合」に限ります。外注化して作業効率を上げたとしても、ゴミのようなコンテンツを量産しては意味がありません。つまり、外注さんへのディレクション能力が問われます。

 

このディレクション能力に関しては、昔、私も痛い思いをしました。今から5年前ぐらい、まだ大学生でアフィリエイトに取り組んだばかりの頃、私は「とにかく外注化して事業拡大すれば儲かる」と考えていました。

そこで当時持っていたわずかな所持金をランサーズに投入して、1ヶ月で5人ぐらい一気に雇って、1人につき50~100記事ぐらい、記事の作成を進めました。

ですが、リターンはほぼゼロでした。

 

今思えばかなり無謀なことをしていました。まずサイトコンセプトも事前のマーケットリサーチもせず、もはやキーワードさえ選定しないままに丸投げしていました。。。こんなやり方ではうまくいかなくて当然です。

この記事の最後に少しお話しますが、やはり自分なりに成果を出してから外注化する方が効率が良く、効率が良くなるゆえに収益も良くなります。

理由③できることの幅が広がる

最後の理由は、できることの幅が広がることです。たとえば、1人では無理だと感じていた作業内容作業量でも、2人ならできるようになることもあるはずです。

綺麗なサイトを作ろうと思ってもデザインセンスや技術がないなら、外注さんにお願いすることができます。新たな機能を実装したいけどプログラミングができないなら、エンジニアに外注しましょう。

その他、1人で達成可能な作業量が100だとして、外注化すれば150になるかもしれませんよね?最初はやり方を教えたりと苦労するかもしれませんが、自分が普段やっていることをマニュアル化すれば、自分の分身を作ることも可能になります。

 

あとはもう1つ大きな側面として、「体験談」や「レビュー」の調達があります。

たとえば、私が実際にあった例になりますが、女性向けの脱毛案件を扱った際に、女性の外注さんを雇いました。女性向けの脱毛は私自身が体験することは不可能であり、外注さんを取り入れることでしか手に入らない情報だと判断したためです。

外注さんには実際にサロンに行っていただき、施術も体験してもらいました。やはり、実際に体験していない私が調べて書いた記事と、実際に体験した女性が書いた記事はコンテンツの濃さが変わってきます。

 

また、ネットだけの情報に頼ってしまうと、他の人と似たコンテンツになってしまいますよね。

ネットに乗せるコンテンツだからこそ、実体験、書籍、雑誌、テレビ、新聞など、他の人があまり力を入れていない場所から情報を仕入れると、コンテンツが差別化できると思います。

さいごに

最後に、外注化を始めるタイミングですが、やはり自分で少しでも稼げるようになってからが良いと思います。でないと、何が正解かが判断できないので、昔の私みたいにお金を無駄にする可能性があります。であれば、教材費に回す方が得策です。

また、稼いでいたとしても「なぜ稼げているのか」が理解できていないと、これまた危険です。記事を量産するうちに、たまたまヒット記事が生まれて、その単一記事だけで売上を上げているような場合は、特に注意が必要です。

言ってみれば、とにかくバッターボックスに立ちまくって、1回だけホームランを打ったようなものだからです。もちろん、自分が試行錯誤する段階では大事なことではありますが、この段階で外注化するのは控えた方がいいような気がしています。

その記事はなぜヒットしたのか、なぜ売上が上がったのか、しっかり自分なりに分析し再現できるようになったうえで、外注化していきましょう。

     

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