作成したコンテンツは、ワンソースマルチユースで複数展開する

あなたは、自分の作成したコンテンツを有効活用できていますか?「ブログを書いて、その後メルマガ書いて、その後は・・・あーもうやることがたくさんあって手に負えない!」そんな風に思っていませんか?

「ブログはブログ」「メルマガはメルマガ」と分けて考えていると、コンテンツの作成効率は落ちてしまいます。せっかく丹精込めて作ったコンテンツなのですから、マルチに活用していきましょう。

インターネットの特性を活かす

インターネットとリアルの大きな違いの1つに、生産コストがあります。生産コストとは、あるコンテンツを作る際に必要な時間、人件費、労力、それらのコストを意味します。

リアルな世界の場合、1つのコンテンツを作る場合と、2つ目のコンテンツを作る場合では、約2倍のコストがかかります。

たとえば、パティシエがケーキを作る場合、1個作るのに1時間かかるなら、2個作るには2時間かかるということです(ここではあえて、作業効率の話は省いています)。

 

ですが、インターネットの場合はこの理論は成り立ちません。

1つコンテンツを作るのに1時間かかったとしても、2つ目を作るにはコピーすればよく、リアル世界のように2時間かかることはありません。なぜなら、ネットの世界はデータで成り立っており、瞬時にコピーすることが可能だからです。

この特性を活かすことで、1度作ったコンテンツを最大限に有効活用することができます。

たとえば・・・

例えば、最もよくある例としては、ブログで書いた記事をメールマガジンやフェイスブックなどにも転用することです。文字数は限られるものの、Twitterにも流すことができます。このように、1つのコンテンツを複数メディアに活かすことをワンソースマルチユースと呼びます。

このワンソースマルチユースでコンテンツを運用すれば、一度の労力で幅広くメディアをカバーすることが可能になります。「今までブログで更新した記事は、ブログ内でしか使ってなかった。。」そんな方は今日からでも、他の媒体にも拡散してください。

同じものを流すことに意味はある?

中には、同じコンテンツを流すことに違和感というか、不安がある方もいるかと思います。そのコンテンツを見たユーザーから「また同じ内容が来たよ」と思われてしまうのではないか?、などです。

それについては心配ありません。なぜなら、ユーザーはそれぞれ自分のよく使うメディアを決めているためです。

たとえば、あなた自身のことを思い出してみてください。「メルマガはこの人のを読もう」「ブログはこの人のをチェック」「Twitterは・・・」など、各メディアによって見ている媒体が異なるのが普通です。

 

そのため、たとえブログ、メルマガ、SNSと同じコンテンツを拡散しても、何度も目にするユーザーは少ないと考えます。

それに、仮に何度も目にするユーザーがいたとしても、そのユーザーはそれだけあなたの強烈なファンということですから、同じコンテンツが別の媒体を通して流れてきても嫌悪感は抱かないでしょう。

むしろ、拡散しなかったために、本来見て欲しかったユーザーにコンテンツが届かない方が問題です。

その他にも

先ほどはブログとメルマガでのマルチユースをお伝えしましたが、この考え方は様々な場面で応用可能です。

たとえば、ブログ内で書いた記事を溜めておき、あとで小冊子にして書籍化する、セミナーを開いた際にビデオを撮っておきメルマガ登録者への特典動画とするなど、コピー可能なコンテンツであればどこにでも通用します。

もしかすると、あなたの持つ貴重なコンテンツが、勿体無い形で眠っているかもしれません。新しくコンテンツを生み出すことはもちろんのこと、今あるコンテンツをどう活かすかも、是非検討してみてください。

     

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