サイトリノベーション

「サイト改善に正解はない」と言われる理由とその対処法

アフィリエイト関連の書籍や情報商材を見ていると、こっちには○○と書いてあるのに、他方では××と書いている、ということがよく起こります。また、アフィリエイトのコンサルにおいても、人によって手法が異なるのと同じように、主張も違います。

なぜこのようなことが起こるのか?今日はその理由を話すとともに、対処法を考えていきます。

「正解はない」の意味するところ

また、まだ成果が出ていない段階で最も気に障る言葉、それは「正解はない」ではないでしょうか。

きっとあなたもこの言葉を聞いたことがあるはずです。なんなら、嫌悪感さえ抱いているかもしれません。「え、あなた今まで色々と経験してきたんじゃないんですか?なんで正解が分からないの?」と。

ですが、ここで言われる「正解はない」の意味は、あくまで「絶対的な正解はない」という意味であり、「正解ない」という意味ではないということです。つまり、いくつか正解と思われる施策は予想できるが、必ず正解だとは言えないという意味です。

なぜ絶対的な正解を出せないのか?

「経験者なら分かるはず。」「プロなんだから、正解を導き出せて当然。」私も以前まではそう思っていました。ですが、ウェブ関係、マーケティング、ブランディング、集客、セールスについて学べば学ぶほど、当時の考えは無くなりました。

そして今では、なぜ絶対的な正解が出せないのか、自分なりの解が出ました。

アフィリエイトにかかわらず、ウェブサイトの改善において絶対的な正解がないのは、改善までのプロセスが科学的証明であり、数学的証明ではないからです。

数学的証明と科学的証明の違い

私たちが昔、中学校や高校、大学で学んだ数学。その中に「証明」という分野があります。数学における証明では、既に絶対的な正解とされる定理や原則に従って、何かを証明していきます。

そこでは、既に正解とされるものの繋がりによって新たな証明がなされるため、その証明もまた正解と言えます。そこに不確かさは存在しないのです。

 

ですが、科学的証明の場合は様子が異なります。科学的証明においては、絶対的な原理・原則を元に証明を進めるのではなく、ある仮定に基づいた検証の積み重ねによって証明します。

ある仮定に対して実験を重ね、その実験回数が多くなるほど、証明は正しいとされるのです。そのため、実験回数に裏打ちされた根拠はあるものの、不確かさが存在します。

「証明の根拠とされた部分以外にも影響を及ぼすものはなかったか」「他に考えられる実験の条件はないか」など、不確かさを多分に含んでいます。

そして、ウェブサイトの改善もまた、この科学的証明でしか答えを導き出せません。そのため、「正解はない」という発言が出てしまうのです。

答えはないのか?

では、「サイト改善に答えはないのか?」と聞かれれば、そんなことはありません。数学のような絶対的な正解は存在せずとも、過去に成功が確認された施策は存在するためです。

たとえば、あなたは体調が優れず、体調を良くする方法をネットで調べたとします。そこには「睡眠を取る」「栄養を取る」などの方法が書いてありました。

それらの方法は、あなたの体調を絶対に改善するものではありません。ですが、過去にそれらを実行して改善された人がいることから、1つの解であることが分かります。ならば、「絶対に」という表現は誤っているものの、1つの解として試す価値があるとは思いませんか?

これはウェブサイトにも同じことが言えます。あなたが書籍やコンサル、ネットで見つけた情報、それらは過去に成功が確認された方法なのです(もちろん、信頼できる情報源であることが前提です)。あなたが同じことを試せば、同じ効果を得られる可能性があります。

優先度の高い「解」から試す

では最後にまとめです。

結論から言うと、考えられる施策はどんどん試すべきです。当たり前ですが、ありもしない絶対解を求めて足踏みしていても、何も得られるものはありません。試せば試すほど、限りなく正解に近い「近似解」には辿り着けます。

また、施策を試すといっても、やたらに試せばいいというわけではありません。効果が期待できるもの(優先度の高い施策)から試すべきです。

仕事をしていると、ついつい楽なものから手を付けてしまったり、真新しい情報を手に入れるとそちらに興味が移ってしまったりするものです。ですが、早く効果を得るためには、そういった感情面でぶれることなく、優先度で判断していく姿勢が重要です。

もし今、「これを試したら効果が出そうだな」という施策が1つでもあるのでしたら、この記事を見終わった瞬間に試してみてはいかがでしょうか?