あなたはランサーズやクラウドワークスで記事を発注する際にどのような形式で依頼していますか?プロジェクト形式、コンペ形式、タスク形式などいくつか種類がありますが、タスク形式で依頼をかけている方も多いことかと思います。
タスク形式は単純作業を依頼するために利用すると思われがちですが、意外にも頭を使う作業にも応用が効きます。作業者から上がってくる成果物というのは、発注者がどれだけ制作の意図を伝えられるか・引き出せるかにもよるので、活用の仕方次第で可能性は広がります。
さて、そんなタスク形式での発注ですが、中には成果物(記事コンテンツ)が集まらずに困っている方もいるのではないかと思います。なので今日は、私が普段タスク形式で依頼をかける際に、少しでも多くの成果物を集めるために心がけていることをシェアします。
何度も依頼をかける
体育会系のノリになってしまいますが、1度の発注でうまく集まらない時には、何度も依頼をかけることです。これだけ聞くと根性論のようになってしまいますが、ちゃんと理由もあります。
タスク形式の依頼にかかわらず、作業者からの提案の集まり具合というのは、依頼の露出具合によって決まります。多くのランサーに見られるほど提案も集まりやすいというわけです。
そのため、1度目の依頼でリーチしたランサーと2度目の依頼でリーチするランサーは異なる場合がほとんどです。常にアクティブなユーザーもいれば、1ヶ月の中で時間に余裕のある日程だけ仕事をしているランサーもいますからね。ですので、何度も依頼をかけることで、ある時はほとんど記事が集まらない時もあれば、一気に集まる時もあるというわけです。
頑張り屋なランサーがまとめて作業することも
タスク形式の依頼では、1人のランサーに複数提案の許可を与えることができます(提案回数を1人1回にすることも可能)。そのため、ラッキーパンチ的な要素を多分に含んではいますが、たまに頑張り屋なランサーさんが大量にタスクをこなしてくれる場合があります。
スキルの高いランサーさんが大量のタスクを担当してくれた場合、それはもはやプロジェクト形式で依頼したことと似たような状況になるので、低コストで高クオリティの外注が可能です。
複数のクラウドソーシングで同時発注する
また、何度も発注をかける以外にも、複数のクラウドソーシングに同時発注をかけるという方法も、提案を増やすのに有効な戦略です。
ランサーの方にも使うサイトのデザインや使いやすさ、機能に好みがあるので、メインのクラウドソーシングを決めている場合が多いです。そのため、複数のクラウドソーシングに同時発注をかけることで、幅広いランサーに依頼をリーチすることが可能になります。
同時発注の際の注意点
ただし、同時発注をかける際は注意点もあります。それは、全く同じ作業内容を発注してはいけないということです。たとえば、ランサーズとクラウドワークスにて、AからEまでの作業を発注し、そのうち以下のように提案が集まったとします。
※両社にABCDEの作業を発注
【ランサーズ】 ABCDの提案が入る。
【クラウドワークス】 CDE の提案が入る。
CとDの作業が被っていますよね?こうなってしまった場合、外注費用を無駄にしてでも提案を受け取るか、または無残にも提案を拒否することになってしまいます。そのため、成果物が被る同時発注は避けるべきです。
逆に言うと、体験談の募集や、個々人の意見が盛り込まれるような記事・コラムなどの場合、いくら同時発注をかけても内容が丸被りになることはないので、同時発注に適しています。
もし現在1つしかクラウドソーシングを利用していない方は、記事発注の可能性を広げるためにも、以下の2サービスは最低でも抑えておきましょう。