全然リストが取れない…
メルマガを運用している方の中には、リストが一向に増えず悩んでいる方も多いかと思います。メルマガによるリストマーケティングは、収益性の面でかなり効率が良いのですが、リストの絶対数が少なければ効果は実感できません。
※この記事内では、メルマガ会員のことをリストと読んでいます。
私も、今では1日に3~5人ほど、多い日には10人近く登録いただけるサイトがありますが、最初の方はかなり苦労した覚えがあります。
ということで今日は、全然リストを取れなった私が毎日数件のリストを安定して取れるようになるまでに注意したことをまとめておこうと思います。
濃いリストを狙う
リストにはよく、濃いリストと薄いリストがあると言われます。
濃いリストとは、メルマガの意図や発行者をしっかりと認識しており、読む意思を明確に持ったユーザーのことを指します。逆に薄いリストとは、メルゾウなどの無料レポートスタンドなどを利用し手に入れた、属性がバラバラのユーザーです。
先ほどお見せしたリストですが、私が運営するブログからアスメルというメルマガ配信ツールを通して登録していただいています。登録ユーザーはメルマガの内容も、発行者の情報も知ったうえで自発的に登録してくれた濃いユーザーです。
濃いリストなのか、薄いリストなのかは、収益に直結します。薄いリストをいくら集めても、商品を買ってくれることもありませんし、多くのユーザーはメールさえ読まないか、退会してしまいます。
リストマーケティングをする際は、いかに濃いリストを集められるかを考える必要があります。
私が行った施策
それでは、実際に私が何をしたかをお話していきます。私が行ったことは以下の3つです。
- 良質なコンテンツを発信する
- メルマガ登録への付加価値を付ける
- メルマガLPへの動線を見直す
良質なコンテンツを発信する
この記事をご覧になっている方はメルマガを始めようと思っている、または既に運用している方だと思いますので、メルマガへ誘導するための媒体(ブログやサイト)を持っていると思います。まずは、そこでユーザーのためになる良質なコンテンツを「これでもか」というぐらい発信していきましょう。
良質なコンテンツを配信することで、運営者への信頼が増し、サイト自体がブランディングされていきます。ブランディングが高まってきたかどうかの判断基準としては、アクセス解析でも計ることが出来ますが、分かりやすい例は「お問い合わせ」です。
記事を読んだ読者の方から「相談」や「質問」、「感謝」のお問い合わせが届くようになれば、かなりブランディングが高まっている証拠です。時には、「お金を出すのでもっと情報を教えて(コンサルして)ください」と頼まれたことさえあります。
そこまで信頼が高まっていれば、メルマガに登録してもらうのも難しくありません。「メルマガではブログとは違う、特別な情報を配信しています。」「メルマガ読者専用のメールセミナーを用意しました。」など、メルマガの価値を伝えるだけで参加してくれます。
メルマガ登録への付加価値を付ける
ただ、どんなにメルマガに価値があるといっても、「登録の手間」「個人情報を教える恐怖心」などは必ずあります。
そのため、メルマガ登録用LPのアクセスは増えるけれど、なかなか登録数は増えないという現象も起きます。そんな時は、メルマガ登録者への特典を付けて、最後の後押しをしてあげてください。
たとえば、
- 「今だけメルマガ参加者にプレゼント!」
- 「メルマガ登録者限定!」
- 「メルマガ登録者だけ、○○の権利をお付けします。」
などなど、メルマガの情報を得られる以外にも、目に見えるイメージしやすい利益を提示してください。私の例でいえば、ユーザーのためになる情報をまとめたレポート(PDF)を特典として付けました。
メルマガLPへの動線を見直す
私はメルマガ読者を集める際は、必ずメルマガ登録用のLP(ランディングページ)を用意しています。なぜなら、濃いリストだけを集めるためです。
やろうと思えばLPにアクセスを流さず、ブログ記事から直接メルマガに登録してもらうことも出来ます。実際、その方が登録までのステップが少なくて済む分、登録数は増えました。
ですが、メルマガの趣旨や内容を理解しないまま登録したユーザーは解除率が高く、もちろん成約率も低い傾向があります。なので、やはりLPを見て納得していただいたうえで登録してもらう形に落ち着きました。
ですが、LPを作って登録してもらう場合にも、気を付ける点があります。それは、LPへの動線設計です。せっかく登録用のLPを作っても、そのページにアクセスを流せないのであれば意味がありません。
特に、現在ある一定のアクセスがあるのにリストを取れていない方は、動線設計が弱いせいで機会損失をしている可能性があります。逆にいえば、動線設計を改善すれば、メルマガ登録数の増加、それにともない収益も化ける可能性があるということです。
参考程度に私が行った動線改善は、「①LPへの誘導バナーを全ページの見やすい位置に設置」「②アクセスの多い記事本文内からテキストリンクで誘導」の2点です。
①はよく見かけるパターンです。バナーはクラウドソーシングを利用すれば、1000円程度で作ってもらえます。やはり、綺麗で目立つバナーを設置しておくと、ユーザーの目にも留まりやすいです。まだ設置していない方や、微妙なバナーを設置している方は改善の余地があります。
②については、やっていない方も多い気がします。そもそも過去記事を定期的に修正している方が少ない印象です。
過去に作った記事ほどアクセスが多く、安定している可能性が高いので、そういった記事の本文内にメルマガの紹介文を入れておきます。露出の多い記事内で紹介することで、そこからメルマガLPへアクセスを流せるだけでなく、最低でもメルマガの認知には繋がります。
メルマガのツール選びに迷ったら・・・
最後にツールの紹介です。既にお気に入りのメルマガやステップメールのシステムがある方は必要ないと思います。遠慮せずスルーしてください。
序盤に「濃いリストを狙う」のところで少し話を出しましたが、私のサイト・ブログではアスメルというステップメール配信システムを利用しています。最初使い始めたときは特にこれといった理由もなく、なんとなく使い始めたのですが、今はアスメルを選んで良かったと感じています。
というのもアスメルでは、ステップメールのシナリオと配信回数が無制限だからです。
ほとんどの業者では、シナリオ数や配信回数によって料金プランを分けていたりします。ちなみに、シナリオとはステップメールの一連のセットのことで、配信回数は1つのシナリオで配信するメール数のことです。
これだけ使い放題で月額3,333円は、業界でも破格です。もしあなたが今後、複数のステップメールを使って収益を倍増させたいなら、このアスメルが強い味方になると思います。ステップメールの業者で悩むぐらいなら時間がもったいないので、アスメルにしておけば間違いないでしょう。