個別記事とタグページのキーワードバッティングを避け検索順位を上げる

ページの管理

サイトやブログが大きくなってくると、各個別記事でどんな内容を書いたのか、管理があやふやになることがあります。そんなとき私はエクセルで各記事を一覧でまとめているのですが、最近になって個別の記事意外でも、タグページとの関係も気になってきました。

というのも、今まで1ページ目に表示されていた記事が、最近になって2~3ページに下落していたためです。よくよく見ると、個別記事で狙ったキーワードとタグページで狙ったキーワードがバッティング(重複)しており、これが原因で個別記事の順位が中途半端になっているのでは?と感じたのです。

もちろん、個別記事が常に順位を維持できるわけではないので、タグページが原因かは定かではありませんが、検証も兼ねて個別記事とタグページを精査して、検索順位がどう変わるのかを見ていきたいと思います。

今回検証するキーワードの順位推移

今回検証するキーワードの検索順位ですが、2016年に入りこのように変動しています。

GRCの順位変動

ご覧の通り、ギリギリではありますが1ページ目を維持していたキーワードが、5ヶ月間の間でズルズルと下がっている状態です。元々は1ページ目にいた記事でもあるので、今回の施策で少しでも改善できることを祈ります。

ちなみにですが、タグページの方は同様のキーワードで500以内にも入っていません。

念のためアクセス解析もチェック

今回行う施策ですが、とても単純です。タグページ自体を削除して、個別記事だけ残す作戦です。そうすることで個別記事に評価が集中し、検索順位も上がると考えました。ですが、施策を行う前に確認すべきことがあります。

それは、タグページへのアクセス状況です。

先ほども言ったように検索順位では上位に入っていないため、検索経由のアクセスは無いと予想できます。ですが、サイト内からのアクセスも念のため見ておきましょう。各記事のアクセス状況は【行動】→【サイトコンテンツ】→【すべてのページ】で確認ができます。

アクセス状況

 

ご覧の通り、ほとんどありませんでした。ちなみに検索経由のアクセスは赤枠の部分です。消してしまっても問題ないレベルですね。

これがもしアクセスが多いようなら考え物です。検索からの流入がないとしてもサイト内からの流入があれば、そのタグページはユーザーにとって必要なページであるからです。

その場合は今回のように削除するのではなく、他の方法(リダイレクトやCanonical)を検討しなければいけません。

タグを削除する

今さらですが、このサイトはWordpressで構築しています。そのため、タグページを削除する際は【投稿】→【タグ】から簡単に削除が可能です。実際に消してみました。さて、検索順位はどのように変動するのか。

Search ConsoleよりURLの削除を行う

タグページの削除にあたり、Search Consoleより検索結果からURLの削除依頼を出しました。自然に認知されるのを待ってもいいのですが、今回は早く結果を知りたいので通知しておくことにしました。

この「URL削除依頼」をすることで、グーグルにいち早くページを削除したことを知らせることができ、検索結果にも反映されやすくなります。URL削除の依頼はこちらよりできます。

検証結果

現在検証中につき、変動がありましたら更新したいと思います。

「W3 Total Cache」によりWordPress表示速度を高速化した結果

サイトの表示速度は重要

SEO評価を高めるためにも、ユーザーの利便性を高めるためにも、サイトの表示速度は非常に重要な指標です。実際、サイトの表示速度が検索順位に影響することを、グーグルも公式に発表しています。(2010年の公式発表【英文】より)

検索順位の決定要因は200以上のアルゴリズムがあり、表示速度もそのうちの1つではあるものの、表示速度が速くなることで得られる副次的な効果(直帰率の改善.etc)も高いため、やっておいて損はありません。

また、あなたがもしWordpressをお使いなら、プラグインを利用することで簡単に改修できるため、是非試してみてほしいと思います。今日は、「W3 Total Cache」というプラグインを活用し、サイト表示速度を改善してみたいと思います。

【注釈】

今回の実装にあたり、私が好きなサイトの1つである「バズ部」さんの記事を参考にしました。実装方法については、バズ部さんの記事をご覧ください。この場では、実装による効果をレビューしようと思います。

※プラグインの実装においては、Wordpressのバージョンやテンプレートの仕様により、表示が乱れる可能性もあります。バズ部さんでも推奨していますが、実装の際はバックアップを取り、自己責任にてお願いいたします。

プラグイン実装前の数値

サイトの表示速度を測定するには、PageSpeed InsightsGTmetrixが有名ですが、今回はGTmetrixにて測定を行いました。

GTmetrix

測定したいサイトのトップページURLを中央のフォームに入力すると、簡単に測定ができます。

 

ちなみに、「W3 Total Cache」実装前は、このような結果となりました。
※サイトキャプチャ画像とURLは隠しています。

GTmetrix(前)

プラグイン実装後の数値

バズ部さんの記事を参考に、「W3 Total Cache」を実装しました。ほとんどの項目がデフォルト設定で済んだこともあり、10分もかからずに設定が完了しました。

その効果は…

GTmetrix(後)

総合評価としては「PageSpeed Score」がCからBに、「YSlow Score」もCからBへと向上しました。

「PageSpeed Score」とは、Google社のサイト速度計測サービスのサイト評価です。「YSlow Score」とは、Yahoo社のサイト速度計測サービスのサイト評価です。グーグルとヤフーのサイト表示スピード評価をまとめて計測することが出来ます。

10分で出来るなら

今回の実装では、そこまで大幅な改善は見られなかったものの、それなりの改善を確認することができました。以前に他のサイトで実装した際は、表示速度が1秒以上速くなったこともありました。この辺はサイトによって効果に違いがあるようです。

今回の結果がどれほどSEO的に影響するかは分かりませんが、少しでも表示速度が向上すればユーザーが利用しやすくなるのは間違いありません。それがリピーターなら尚更です。また、実装にかかるコストもゼロで作業時間も10分と短いため、やっておいて損はないでしょう。

もしかすると、あなたのサイトではかなりの効果が出る可能性も秘めています。

実装に関しては、バズ部さんの記事をご参考に。

1記事の文章量は、文字数ではなく必要な情報量で考える

コンテンツの文字数

コンテンツを作成する際、あまりSEOに拘り過ぎると、文字数が気になってしまうことがあります。「1記事500文字で十分」とか「最近は1,000文字以上ないと検索上位に上がらない」など、文字数が評価指標になってしまうことも多いです。

ところが、本当に大事なことは文字数ではなく、中身です。何文字書いたかはユーザーにとって重要ではなく、肝心なことは「検索したキーワードに対する明確な答え」が用意されているかどうかになります。

検索キーワードに対する答えとは

では、検索キーワードに対する答えが何かと聞かれれば、それは「ユーザーの悩みを解決する知識やノウハウ」「ユーザーが知りたいと思っている情報」です。これらを適切に返すことがコンテンツの役割と考えます。

そのため、作成したコンテンツの評価基準としては、「何文字書いたか」という判断ではなく、「このコンテンツはユーザーの求めるものを満たしているか」という軸で判断する必要があります。

そうしないと、文字数だけを意識した無駄の多いコンテンツや、必要のない情報まで入り込んでしまった内容の分かりづらいコンテンツが出来上がってしまう可能性があります。

文字数では判断できない理由

また、コンテンツは文字数ではなく必要な情報量で判断する場合に、文字数では判断できない理由は以下です。

    ・キーワードの幅、深さによって必要な情報量が異なる
    ・コンテンツ作成者の知識量に差がある
    ・サイトのコンセプトによって答えも異なる

キーワードの幅、深さによって必要な情報量が異なる

まず、統一的に「1記事1000文字以上」など定義できない理由として、記事によって狙うキーワードの深さが異なることが理由に挙げられます。

たとえば、「①Webサイト購入における注意点」という記事と「②Webサイト購入と売却における注意点」では、どちらも同じ文字数になるでしょうか?

①は購入だけについて触れるのに対し、②では購入と売却両方について触れます。もしかすると、①では1000文字に達せずとも必要な情報が満たせる可能性もありますし、②は①以上に情報が増えるのは間違いありません。

 

また、キーワードの深さについても、「①Webサイト購入における注意点」という記事と、「②Webサイト購入における注意点(1)割査定は慎重に!」という記事では、やはり文字数は異なります。

①は②を包含する形になっているので必要な情報が多くなりがちですが、②は①を深堀りした記事内容になるため、情報量は少なくなるでしょう。このように狙うキーワードによって、コンテンツの文字数は大きく変化します。

こちらも参考に。
>>キーワードを掘り下げるとは?広さと深さを意識しよう!

コンテンツ作成者の知識量に差がある

2つ目の理由は、コンテンツ作成者の知識量です。

当たり前ですが、ある記事を書く時に素人の方とプロが書く記事では、情報量にも差が出ます。私達が提供できる情報というのは、私たちが今まで経験したこと・学んだことであるため、その量によって提供できるコンテンツも変わってくるということです。

昔作成した記事の文字数が1000文字以下だったとしても、時間が経過し経験や知識が増せば、後から情報を追加できる可能性は多いにあります。

そのため、「とりあえず○○○○文字以上」のような形でコンテンツを作成するのではなく、自分の成長に合わせて過去の記事も成長させていく姿勢が大事だと言えます。

サイトのコンセプトによって答えも異なる

最後の理由は、サイトのコンセプトです。サイトで発信していく答えというのは、各サイトによって異なります。

例えばあなたが、女性向けの恋愛サイトを運営していたとして、「彼氏と別れた時にまずすべきこと」という記事を書くとします。

するとどうでしょう、人によって答えは異なります。ある人は「新しい恋に目を向けましょう」と言うかもしれませんし、ある人は「復縁を目指しましょう」と言うかもしれません。

このように、同じキーワード、同じトピックだったとしても、人によって答えが異なる記事の場合には、コンテンツの文字数も変わってきます。

まとめ

本日は、検索キーワードに対する答えの話や、記事は文字数では計れない理由をお伝えしました。序盤にもお伝えしたように、文字数に拘り過ぎるとコンテンツの質や量が疎かになってしまう可能性があります。

大事なことは、何文字書くという意識ではなく、「必要な情報を書き切る意識」ということを忘れないようにしてください。

高収益のアフィサイトを手に入れる方法【サイト楽一編】

「収益の出るアフィリエイトサイトが欲しい」そんな願望を抱く人は多いと思います。これからアフィリエイトを始める方、既に取り組まれていて収益を増やしたい方、ウェブサイト投資を始めたい方、いずれの方にとっても、収益のあるアフィリエイトサイトは魅力的なはずです。

そんなアフィリエイトサイトがすぐに手に入るとしたら?実はそんな方法もあるんです。今日はあるサイト売買サイトを元に、収益性の高いアフィリエイトサイトを仕入れる方法をご紹介します。

※2016年4月時点の情報になります。

【補足】

本来であれば当サイトで収益性の高いサイトをご案内したいところですが、2016年4月現在、ご紹介できるほど案件がありません。そこで他社様を利用した事例になりますがご紹介します。

今回ご紹介させていただくサイトは私自身が過去に4サイト購入した経験があり、実際に成功例もある信頼できるサイトです。本来は競合にあたるのでしょうが、お世話になったご縁もあるので紹介させていただきました。

また、本記事の作成時点で、ここまで具体的にサイト買取の戦略を示した記事は見当たりませんでした。万が一、同業様からクレームなどが多い場合は、本記事の削除なども検討しますのでご容赦いただければと思います。

売買手数料のかからない「サイト楽市」

今回事例に出すのはサイト楽一というサイト売買サイトです。現在サイト売買をされている方やアフィリエイターの方なら、既にご存知の方も多いと思います。

サイト楽一

>>公式サイトはこちら

 

サイト楽一の特徴は、ユーザー間で売買を行う場合には手数料がかからない点です。通常のサイト売買サービスは売買手数料を取っており(うちもですが)、手数料をかけずにサイト売買を行えるのは、今のところサイト楽一さんだけなのでは?と認識しています。

(他にもあれば、是非、教えてください。)

私が初めてサイト売買を行ったのが実はここで、個人的にも思い入れがあります。当時大した知識もなかった私は、不躾にも運営者の方にサービス改善の問い合わせをしたのを今でも覚えています。今思い出すとお恥ずかしい限りですが、運営者の方は非常に丁寧に対応してくださいました。

運営者の人柄って大事ですよね。

少し個人的な話に偏ってしまったので、話を戻します。では、ここからは具体的なサイト買取の戦略の話をしていきます。

収益性の高いサイトの探し方、基準など

収益性の高いアフィリエイトサイトを探すにはコツや基準があります。ここからは、その辺の話をしていこうと思います。あくまで私の個人的な判断基準のため、ブローカー毎に基準が異なることもご了承ください。

文字だけで説明してもイメージが湧かないと思いますので、実際に出ていた案件を元に解説していきます。

買取金額

まずサイト売買において最も大事なのは「買取金額」です。

買取金額は私の場合、月収益の12ヶ月分、つまり年間収益を最大値としています。月の収益が1万円なら12万円、5万円なら60万円が提示できる最大の金額です。今出回っているサイト売買の相場を見ても、大体同じぐらいだと感じています。

ただ、サイトリノベーションにより収益向上が見込めるサイトは年間収益以上の金額で買い取る可能性もあります。逆に、ゴリゴリのブラックSEOや中身の薄いコンテンツで上位表示しているサイトなどは、どんなに安くても買わないようにしています。リスクが高いので。

具体的な探し方としては、サイト楽一に飛んでグローバルナビ内にある【売却案件】に進めば、案件の一覧が出てきますのでまとめて探すことが可能です。たとえば、下の画像内で赤枠で囲ってあるサイトなんかは激熱ですね。月の収益が35,500円に対し、売却希望価格は15万円になっています。

案件一覧

 

ちなみに、月の収益は外注費等の経費を差し引いた額で考えます。儲かっていても外注費が膨大にかかって粗利が出なければ意味がありません。私の場合、サーバーはいくつも持っているので買取価格には勘定していません。ドメイン代もたかが知れているので、いちいち計算しません。

コンテンツ

買取金額の次に私がチェックしているのが「コンテンツ」です。どのようなジャンルで作られたサイトかも気になりますが、一番着目しているのはオリジナル性です。末永い資産サイトとして稼いでもらうには、他社が簡単には真似できないようなオリジナルコンテンツのサイトが理想です。

案件一覧では一見儲かりそうに見えても、実は内情の悪いサイトもあります。そういった見掛け倒しのサイトに引っかからないように、しっかり案件詳細をチェックしていきます。では、先ほど赤枠で囲っていた案件をまた例に出します。

案件詳細

>>実際のページはこちら

 

実はこのサイト、詳細を確認しても、超優良物件でした。ここまで掘り出しモノのサイトはあまり見かけません。買い取った方、おめでとうございますw。案件の全貌は実際のページでご覧いただくとして、今回ポイントとなる部分だけ抜き出してコメントします。

 

1台売れた場合の紹介料が10,000円以上と高額なため、本来であればもっと売り上げがあがってもいいサイトではあると思いますが、私がそのあたりのノウハウに疎く、コンテンツを作れても売り上げが伸びない感じになっているのが現状だと考えております。

一番時間と労力がかかり、価値があるのはコンテンツの部分です。この売却者はコンテンツの作成には優れていてもCVの部分が苦手という、買い手にとってはこれ以上ない美味しいケースです。サイト内の動線設計やLPのコピーライティングを改善すれば、収益が化ける可能性があります。

 

また、SEO対策をしていないので、その辺り詳しい方であれば、複合キーワードでも上位表示をさせてもっと稼ぐことも出来ることでしょう。

この発言から、一部のキーワードに頼って集客している様子が伺えます。まだ上位表示できていない記事を改善すれば、大幅なアクセスアップが見込めます。もし私なら、全記事をエクセルでまとめ、各記事のキーワードも精査し、ページを改善したうえでGRC等のキーワード順位チェックツールを使って経過を見ると思います。

 

運用はワードプレスで行っており、2014年より1年10カ月ほどで130ページほど作っております。脱毛器に関する情報の他、レビューやニュースなどオリジナルのコンテンツを入れておりますので、継続して更新していただければ、順位変動は余り起こりえないと思います。

まずページ数、十分過ぎます。オリジナルコンテンツで130P入っていて15万円は破格です。自分で一から作れば尋常ではない時間がかかりますし、外注さんにお願いするにしても、オリジナルな内容に仕上げてもらうには、それなりのディレクション能力が必要になります。このサイト、土台はもう出来ています。

もし私なら…

このサイト、即効買ってます。実はこの案件が売り出されていた時期は個人的にスペイン旅行に行っていたため、楽一のチェックをしていませんでした。もし見つけていたら、確実にサイトオーナーの方に打診したと思います(悔しい…)。

ちなみに、もし買い取れたとしたら、35~40万円、サイトの内容次第ではそれ以上出してもいいと思えるレベルですね。このサイトを購入された方、改めておめでとうございますw

最後に

今回、実例を元に収益性の高いアフィリエイトサイトの仕入れ方を紹介させていただきましたが、何となくでもイメージはできましたか?少しでも参考になれば私としても嬉しいです。

私も自由にサイトを作っているので気持ちが分かるのですが、実は個人が作ったオリジナルサイト(ブログ)の方が、独創性に溢れていて魅力的な案件が多かったりします。企業と違って体裁を気にしないで立ち上げられるからかもしれません。

ただ、オリジナルコンテンツといっても、実際にサイトを拝見できるのはサイトオーナーに問い合わせた後です。先ほどのサイトにしても、実際にサイトを確認するまでは真実は語れません。そういった意味で、本当のサイト資産価値を測れるのは実際にサイトを見てからです。

私も過去4回、サイト楽一で取引をしたと言いましたが、全てのサイト売買で成功したわけではありません。もちろん、失敗もしました。でも、購入する段階では「絶対うまくいく」と感じたサイトばかりです。それでもうまくいかないこともあります。結局のところ、経験値も必要なんです。

ですので、初めてウェブサイト投資に取り組まれる際は、まずは小規模サイト、かつ小額の取引からチャレンジされることをオススメします。

もしサイト売買に関してお悩みの際は、私が監修しているサイトM&A専門メディア『サイトM&Aカレッジ』も合わせてご覧ください。サイトM&Aに関するご相談もお受けしています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ロングテール集客とは「御山の大将」になること

御山の大将

ロングテールでの集客流行ってますね。私もそうでしたが、後発組で大した実績もコンテンツもないなら、ロングテールでの集客は必須だと思います。「まずは小さい山から攻略していく」そういう気持ちが大事です。

今日は、ロングテールでの集客の概念を改めてメモしておこうと思います。

キーワードのボリュームとロングテール

あなたも既にご存知だとは思いますが、グーグルやYahooなど各検索エンジンで検索されるキーワードには検索ボリューム(どれだけ検索されたか)が存在します。ある一定以上のボリュームがあれば下記のようにツールで調べることも可能です。

キーワード プランナー:ロングテール

 

今回はキーワードプランナーで検索ボリュームを調べました(グーグルのアカウントを持っていれば、Google Adwords → 運用ツール →キーワードプランナーで使えます。 )。

で、先ほどのロングテールというキーワードであれば、月間の検索ボリュームが3,600回ほどあるよということです。この数が大きいほどビッグワードと呼ばれ、小さいほどスモールワードと呼ばれます。

スモールワードとロングテールワードはほとんど同義で使われることが多く、これらのキーワードを狙ってコンテンツを作成し、集客していくのがロングテール集客と呼ばれる手法です。

各ワードには競合性がある

また、日々世界中の方がWebサイトを立ち上げ、更新していることを考えると、各キーワードには競合(ライバル)がいることは想像に難しくないと思います。かつ、検索ボリュームが大きいほど集客も見込めるため、人気も高くなるわけです。

ビッグワード ⇒ ライバルが多い ⇒ 競争が激しい ⇒ 勝てない
スモールワード ⇒ ライバルが少ない ⇒ 競争が少ない ⇒ 勝てる

つまり、アフィリエイトを始めたばかりの人や若いサイトを育てる場合は、ライバルが少ないキーワード、自分が勝てる場所で勝負しましょうということです。それが今回の「御山の大将」です。

御山の大将とは…

狭い範囲の中で自分が一番だと得意になっている人のこと
goo国語辞書

スポーツの世界でも

私は昔からスポーツが好きなのでスポーツに例えますが、この競合性という概念はスポーツについても同じことが言えます。多分、こちらの方が分かりやすいと思います。

例えば、競技人口が何十万人といるメジャースポーツと数万人のマイナースポーツなら、どちらの方が結果を出しやすいでしょうか?ライバルが少ない分、マイナースポーツの方が結果が出やすい(攻略しやすい)と考えられます。

これはマイナースポーツなら簡単に上達できると言いたいわけではなく、同じ努力をしたとしても結果に違いが出るということを伝えたいです。競合が少ない分、相対的に見ると順位が上がりやすいという意味ですね。

塵も積もれば

世間的には御山の大将と聞くとあまり良い印象はありません。私自身も昔、「そんな小さい世界で結果を出したからっていい気になって、御山の大将をしてるんじゃない」と言われた経験があります(誰に言われたかは忘れましたが…)。

ですが、ことWebの集客にかぎっては、御山の大将になることは素晴らしいことです。自分の勝てる御山で勝負する、そのようにして次々に御山を攻略していくと、いつの間にか牙城(強力なサイト)が出来上がります。

大きな山(ビッグワード)を狙うのはそれからでも遅くありません。

月間検索ボリュームが100なんて意味ない?

あとは、スモールワードやロングテールワードと言っても、そのボリュームの基準は人それぞれだと思います。月間検索ボリュームが1,000回のワードをスモールワードと呼ぶ人もいれば、500回の人もいます。ちなみに、私は1,000回以下のものをそう呼んでいます。

で、結局はどのぐらいの検索ボリュームを狙うかという話ですが、アフィリエイト開始初期は、少なければ少ないほど良いと思います。普通ならボリュームが多い方がみな喜びそうですが、私は昔、検索ボリュームが少ないものを見つけるほどニヤニヤしていました。

なぜなら、検索順位1位を取れるからです。

どんなに少ない検索ボリュームだろうと、検索されるということは需要がある証拠。そこで検索結果の1位に表示されることは非常に意味のあることです。そのようにして検索上位のワードを増やしていけば、アクセスは嫌でも増えていきます。それも記事を追加すればするほど。

たとえば…

では、ロングテール集客の意味とその必要性を理解いただいたうえで、最後に実際の例をご紹介しておこうと思います。

下記に示すサイトは新規ドメインでWordpressを立ち上げた例です。記事を追加し始めてから4ヶ月ちょっと、記事数は60記事ほどのときの様子です。ちなみに、このサイトはトレンド系のブログではなく、あるジャンルのコンテンツブログです。

ターゲットキーワードの検索順位も日々追いましたが、1位を取るものもぽこぽこ現れました。その他のワードも1ページ目が多くなっています。ちなみに、ほとんどが2語または3語からなるキーワードです。

検索順位

 

アクセスもそこそこ増え始めました。

ロングテールの具体例

各キーワード毎の流入も満遍なくきている感じです。

 

その1ヵ月後には、月間1万PVを超えました。

1ヵ月後のアクセス状況

勝てる勝負だけをすること

最後に結論です。今回見ていただいた結果からも分かる通り、個人で1から作ったサイトでもアクセスを集めることは可能です。しかも先ほどのサイトなんかは4ヶ月で60記事、かなりスローペースな方だと思います。それでも結果は出ます。

よくサイト開設3ヶ月はアクセス0を覚悟とか、半年は辛抱が必要だと言われますが、その意見が正解とは限りません。ただし、何度も言いますが勝てる勝負だけすること。このキーワード、このコンテンツなら1位を取れる、そういうワードだけ勝負すれば、アクセスは必ず集められます。

そのためには、キーワードの精査、競合のリサーチ、検索ボリュームのチェック、自身のコンテンツ制作能力の確認など、マーケティングが鍵を握ることは間違いありません。

先ほどご紹介したブログに関しては、グーグルアナリティクスのアクセスデータ、および集客キーワードを完全公開しています。興味のある方はこちらからご購入ください。

>>月間1万PV超えのロングテールブログのアクセス解析データとキーワード、全て公開します!

アフィリエイトで稼げていない人でも100%確実に収益を出す方法

アフィリエイトでなかなか成果が出ない…」私も昔は同じような悩みを抱えていました。なので、その気持ちはすごく分かります。

また、巷では「初月から○○万円儲かりました」とか「○ヶ月で月収100万円超えました」みたいな即金系のネタも多く、理想と現実のギャップに苦しんでいる方も多いと思います。

そこで今日は、私が実際に経験した、誰でも確実に、すぐにアフィリエイトで結果の出せる方法をお伝えします。

記事のタイトルだけ見ると怪しい感じに見えますが、内容は真面目です。また、よく見かけるアフィリエイターとは全く違う視点で戦略を書いているので、新しい視点にもなると思います。

確実に稼げる方法とは

では早速、結論から。アフィリエイトで稼げていない人でも100%確実に収益を出す方法とは、

収益の出ているサイトを買い取る

です。

「え?」と思われた方もいるかもしれませんが、早い話、自分で稼げるサイトを作れないなら、既に収益が出ているサイトを買ってしまえばいいのです。そうすれば、100%アフィリエイト収益を手に入れることができます。

これは私が実際に事業として営んでいるサイト売買(M&A)という戦略で、実はもう数年以上も前からマーケットは存在します。

不動産などに置き換えてみると分かりやすいのですが、なにも設計から構築までを自分でやらなければいけない理由はどこにもありません。不動産だって自分で作らずに、誰かが建てた家を買い取るのが普通ですよね?

それをアフィリエイトでも活かそうというだけの話です。

本物から学ぶ方が早い

この方法の利点としては、アフィリエイト収入がすぐに手に入るだけでなく、成長スピードも格段に上がることが挙げられます。

「論より証拠」「百聞は一見にしかず」という言葉もあるように、既に収益が出ているサイトを実際に所有することで、肌感覚で稼げるサイトに触れることが可能です。

その他、マーケティングデータが集まる、素早く実績が作れる、リノベーションで売却して利ざやを儲けるなど、メリットは多々あるのですが、なんと言っても実際に収益の出ているサイトを運用する経験が積めることが一番のメリットだと思います。

また、サイトを購入して自分の実力が向上することで新規のサイトを作る際の後押しにもなりますし、購入したサイトをリノベーションして収益を高めることも可能です。私の場合でいうと、買い取ったブログを手直しし、収益を4~5倍にまで高められたものまでありました。

ただし、ある程度の知識は必要

ただし、もちろん良いことばかりではありません。サイトやブログというのは生き物と同じで、完全放置は良くないとも思っています。サイトアフィリエイトの場合は完成すれば特に触れる必要がないことも多いですが、それでも目を配ってやるに越したことはありません。

特に、ブログを買い取る際は注意が必要です。なぜなら、ブログの場合は完成してからもある程度の更新性を求められるからです。

ブログを買い取る際は、自分で更新が可能なコンテンツなのか、もしくは自分で更新しないのならば、適切な外注さんを用意できるのか、その辺をしっかりチェックしてから購入するとよいでしょう。

見極める目も必要

また、購入前の注意点もあります。実はサイト売買というのは2016年3月現在、まだまだ法律の整備もなければ相場も定まっていません。言ってみれば、売り手と買い手でやりたい放題の市場です。

ですので、収益は出ているが向こう短期でしか稼げる見込みのないサイトや、本来の価値以上でぼったくろうとする販売者がいることも否定できません。そのため、正しい価値を判断できる目も必要になってきます。

それが難しい場合は、本当に信頼できると思える方から購入するようにしましょう。

 

今日の話を受けて実践したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
>>高収益性のアフィリエイトサイトを仕入れる方法【サイト楽一編】

本気でサイトを運営する人には「エックスサーバー」がお勧めです。

独自ドメインWordPressを運用しようと思ったとき、用意しなければいけないインフラにサーバーがあります。でも、ひとえにサーバー会社といっても、たくさんあってどれにすればいいか分からない。そんな悩みを抱える方も多いのでは?と思います。

私もこれまで、エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネット、ミニバード、ハッスルサーバーなど色々使ってきましたが、各社それぞれの違いがありました。ですが、その中でも現在のところ最も費用対効果が高いと感じているのがエックスサーバーです。

今日は、そのエックスサーバーについて、私なりのレビューをしたいと思います。個人的な見解にはなってしまいますが、参考になりますと幸いです。

メリット①サイト表示スピードが速い

私が今まで利用したサーバーとの比較にはなりますが、サイトの表示スピードが圧倒的に速いです。実際に同じ条件下で数値を計算したわけではないですが、体感で感じるほどなのでかなり違いがあると思います。

サイト表示スピードはSEOの条件に含まれているため、検索上位を目指すには重要な要素と言えます。また、そもそもユーザー自身も表示が速いサイトを好みます。どんなに良いコンテンツを作成しても、表示スピードが遅いせいでユーザーが離脱したのでは、元も子もありません。

また、ユーザーが閲覧するページだけでなく、Wordpressの管理画面の表示スピードにも違いがありました。わたし達サイト管理者がページを作成する際、必ずWordpressの管理画面を使って記事を投稿します。その管理画面の表示スピードにも違いがあるということです。

サクサクと画面遷移しストレスなくブログを更新できるか、表示が遅くイライラしながらブログを更新するかは大きな違いに感じました。

メリット②安定感が良い

これは有名な方もみなさん言っているのを見かけますが、エックスサーバーは安定感が良いです。安定感という言葉はもしかすると聞き慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「安定してサイトを稼動できるか」ということです。

これはサイトやブログを運営していくうえで非常に重要な要素で、もしこの安定感が悪いと急にサイトが表示されないなどの事故が起きます。

もちろん、どこのサーバー会社もすぐにサーバーがダウンすることなどはありませんが、大きな負荷(アクセス)でも耐えられるエックスサーバーは、いざというときに安心です。

公式サイトにて「稼働率99.99%以上の高い安定性」をうたっているだけはあります。

メリット③電話サポートがある

これに関しては自分がというより、もし私が「初めてエックスサーバーを使っていたら」という視点で書きます。

私がエックスサーバーに手を出したとき、私は既にサーバー周りの知識がある状態でした。そのため、サーバー周りの問題やサイトの表示に関して問題があっても、自分で解決できる状態にありました。

ですが、もし私がサーバーについて何も知らない状態のときにサーバーに問題が起きていたら、おそらく自力で解決するのは困難であった気がします。そして、同じような状況が誰にでも起こりうると感じました。

そんなときに電話サポートがあれば、リアルタイムでのやり取りができるため、安心して利用することができます。他のレンタルサーバーでは、プランによって電話サポートがあったりなかったり、むしろ無いところの方が多いぐらいです。

そんな中、全てのプランに電話サポートを付けているエックスサーバーは偉いです。

デメリット①サイト移行がしづらい

私が唯一エックスサーバーのデメリットだと感じているのは、エックスサーバー同士でのサイト移行のし辛さです。この辺はサイト売買を行う人には特に関係のある話になります。

エックスサーバーでは、一度割り当てたドメインを解除する際、サーバー上のデータも自動で削除されます。そのため、もしAさんのエックスサーバーからBさんのエックスサーバーにサイト移行をする際は、かなり注意が必要です。

なぜなら、移行後のデータに問題があっても、元のサーバーから再現することができないためです。もちろん、移行前にしっかりとバックアップを取っておけば問題はないのですが、元データが残っているのと残っていないのでは、気持ち的にもプレッシャーが違います。

サイト売買やサイト移行をする者にとして、この点だけがデメリットに感じています。

なお、このデメリットは、
【エックスサーバー】→【エックスサーバー】のケースの話であって、

【エックスサーバー】→【その他のサーバー】や、
【その他のサーバー】→【エックスサーバー】のケースでは問題ありません。

そのため、このデメリットはエックスサーバーで複数アカウントを所持する方か、サイト売買をしている方に限ったものになります。

デメリット②他より少しだけ高い

これまた初めてサーバーを利用する方向けの感想です。今まで無料のサーバーや無料ブログを利用していた方にとって、サーバーにお金をかけるのは負担に感じると思います。私も最初はそうでした。

そのため、できるだけ費用を抑えようと思い、ロリポップの一番安いプランから利用したのを今でも覚えています。

そういった意味ではエックスサーバーは他のサーバーに比べ、少し割高に感じるかもしれません。

たとえば、Wordpressをとにかく安く運用したい、ドメインは1個、サイト表示スピードも容量も、使いやすさも度外視して、価格だけを追及するならば、エックスサーバーより安いところはいくらでもあります。

【各社プラン料金の比較】
・エックスサーバー:月額1,000円
・さくら     :月額515円
・ロリポップ   :月額250円

 

ですが、今思えばこの金額差というのは誤差のようなもので、金額以外のメリットも勘定するとエックスサーバーが断トツで費用対効果が良いという結論に至りました。

もちろん、これは既に何らかの収益が出ている人や、または、今後本気でネットビジネスの収益化を考えている人に対しての意見です。ネットビジネスで稼げるかどうか、試しに試験的に取り組みたい方であれば、他の安いサーバーを使うという選択肢もありだと思います。

 

まとめ

以上で、エックスサーバーに関するレビューを終わります。個人的な意見が多かったため、中には「これは違うのではないか?」という意見もあるかもしれません。そんな時はお気軽にご連絡をいただけると私としても嬉しいです。

エックスサーバーはもちろん、今後もサーバーにはお世話になるので、良い情報があれば随時公開させていただこうと思います。

エックスサーバー公式サイトはこちらです。
>>月額1,000円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』

 

ユーザーの主要デバイスに合わせてデザインを調整しよう!

スマホによるウェブ利用が増加

あなたは、自分のサイトに来訪するユーザーのメインデバイスを把握していますか?念のためデバイスの意味を確認しておくと、ウェブページを見るための通信端末のことです。主に、PC、タブレット、スマートフォンを指します。

このデバイスですが、スマートフォンの台頭とともに、ユーザーが使用するデバイスの割合は年々変化しています。以前まではPCを使用するユーザーの方が圧倒的に多かったのですが、現在ではスマホを使用する方が急激に増加していると言われています。

そこで重要なのが、ユーザーが使う主要デバイスに対しての、サイトデザインの最適化です。

デザインの最適化といっても、そんなに難しいことはしません(そして私はデザインが苦手です…)。気をつけるポイントは、とにかく見易さ。ユーザーが記事を読んでいてストレスを感じないようにしてあげることが大事です。

【注釈】
今回話題にしているのは、記事内のテキストや画像の見せ方についてです。コーディングにおいて、そもそも画面自体がスマホに対応していないサイトはすぐにスマホにも対応すべきです。

スマホでPCページを見るのは非常に見にくいですし、SEO上でも、グーグルは公式にスマホ対応を指標の1つに加えています。

ストレスが減ると…

たとえば、デザインを最適化しユーザビリティが向上すると、以下のような効果が見込めます。

  • サイト内の直帰率が下がる
  • サイト内の滞在時間が延びる
  • コンテンツを最後まで見てもらえる
  • 関連記事の閲覧等、PV数の増加が見込める
  • ユーザー喜ぶ! ←1番大事なこと

※各用語の解説は省いています。

他にも色々とご意見があるかもしれませんが、ざっとこんな感じです。

あまりSEOとユーザーで切り分けて話すのは好きではありませんが、一応話すと、直帰率や滞在時間PVなどは直接SEOには関係ないと言われています。

また、上記にともないサイト内でのCTR向上やコメント増加、リピートトラフィックなど相乗効果が見込めますが、これらも明確に効果があるとは発表されていません(2016年2月現在)。

ですが、私は関係あると思っています。実際に運用しているサイトを見てという所感もありますが、そもそもユーザーが気に入ってよく使ってくれるサイトが評価されるのは自然なことだからです。

グーグルがユーザーのために検索エンジンの機能を改善するならば、私たちウェブマスターも同じようにユーザーが喜ぶことをしていけばいいだけです。

まずは主要デバイスをチェック

ではまず、あなたのサイトの主要デバイスをチェックしてみましょう。どのデバイスに合わせて調整するかはそれからです。

ここでは、グーグルアナリティクスを利用してみます。調べ方は、【すべてのウェブサイトのデータ】→【ユーザー】→【モバイル】→【サマリー】で確認することができます。するとこんな画面が出てきます。

全体画面

セッションという項目の中、数字の右にある括弧内のパーセンテージが各デバイスの割合です。これだと見づらいですね…。特にスマホではかなり見難いと思うので、該当部分を拡大してみます。

 

スマホ用に拡大

ちょっと見やすくなりました。このサイトの場合はスマホ使用率が93.30%となっており、ユーザーのほとんどがスマホで閲覧していると判断できます。

このデータはセッション数での比較のため、これだけでスマホユーザーの割合を断定することはできませんが、100人中90人以上はスマホ使用者だと予想できます。

そのため、このサイトの場合はスマホで見た際に最高の形になるようにデザインを調整するべきだと言えますね!

では、こちらの場合は

では逆に、こちらの場合はどうでしょうか?

PCが多い

今度はPCでの使用率が85.99%となっています。こちらはPCでの見た目を優先すべきですね。

 

では最後に、こちらはどうでしょうか?

PCが少し多い

こういうのが一番迷いますね。PCでの閲覧が62.31%、スマホでの閲覧が31.10%となっており、PCにばかり優先してもいいのか迷うところです。

そこで、ここからは私の個人的な意見になりますが、スマホでの閲覧が一定数以上ある場合は、スマホを意識した方がいいと思います。なぜなら、今後もスマホの普及が予想されるため、それに伴いスマホでの閲覧割合も増加すると予想できるためです。

私の場合は明確な数字を設けているわけではありませんが、このサイトであればスマホでの見易さを優先しますね。

どんなデザイン調整が必要なのか

さて、それでは肝心のデザイン調整の話です。これまた色々と議論が沸くところではありますが、個人アフィリエイターレベルであれば、テキストと画像あたりを気をつけておけばいいと思います。私もそれぐらいしかやってません(改めて、私はデザインが苦手なので…)。

さすがにこのサイトを見ている方の中に、モバイルファーストで1からサイトを制作している方は少ないと思いますので、PCからスマホへのデザイン調整で話を進めます。

テキストの調整とは

テキストの調整とは、1文の文字数を調整することです。ウェブ画面で読みやすい文章量は、大体2~3行ぐらいでしょうか。PCで3行の文章量だと、スマホで見た際は5行にも6行にもなってしまいます。そこでスマホで見た際に2~3行になるように文章を区切っていきます。

たとえば、一番最初に紹介したサイトなんかは、スマホで見たときに1行で表示される文字数は19文字でした。そこで、1文に使用する文字数はなるべく38文字以内、最高でも57文字以下になるよう、文章の調整を行いました。

ただ、1行で表示される文字数は、あなたの使用するテンプレートやコーディングの仕様にも異なりますし、同じスマホでも機種によって異なります(解像度や画面サイズが異なる)ので、ご注意いただければと思います。

とは言うものの全てに対応するのは不可能なので、一旦はあなたが使用しているスマホで確認していくといいと思います。

画像の調整とは

画像の調整については、かなりざっくりやってます。とにかく見えること、画像の内容や文字が認識できれば良しとしています。たとえば、先ほどアクセス解析の画像を拡大したのも、スマホで見たときに見やすくするための配慮です。まずはあれぐらいでいいと思います。

迷ったらスマホを優先

サイトをいくつも運営していくと、デザインの調整で迷うことも出てくると思います。基本的にはPC画面を元にサイトを立ち上げることがほとんどなので、迷うポイントは「どれだけスマホに寄せるか」ですよね。

ですが、基本的には迷ったらスマホに最適化する形がいいのかなと私は思っています。先ほども言ったようにスマホユーザーは今後も増加傾向にありますし、「PCは見やすい / スマホ見にくい」はあっても、「スマホ見やすい / PC見にくい」というのはあまりないと思うからです。

スマホに合わせて多少隙間などが空いてしまっても、PCユーザーの離脱につながるほどの支障は出ないのでは?と感じています。

最高のコンテンツを作るための3つの条件

アフィリエイトも然りですが、SEOばかりを意識していると、コンテンツの重要性を見失うときがあります。

文頭にキーワードを持ってきた方がいいとか、キーワード比率がどうとか、色々考えてしまうと自然なコンテンツは生まれません。そういったSEO的な調整は、コンテンツが一旦仕上がった段階で行うか、公開後に時間を置いてから効果測定として行う方がいいと私は考えています。

では、普段コンテンツを作るときに私が意識していることといえば、3つしかありません。それを今日は話そうと思います。あくまで私個人の意見なので他の方にはそれぞれのスタイルがあるとは思いますが、1つの解として結果も出ているスタイルなので、参考になればと思います。

深く、広く、独特に

最初に結論を言ってしまいますが、私がコンテンツを作るときに意識していることは、以下の3つです。

  • 専門性
  • 網羅性
  • 独自性(オリジナリティ)

もちろん、毎回これら全てを満たしたコンテンツが作れるわけではありません。検索順位はあくまで相対的な価値で判断されるため、ライバルサイトのレベルが低ければ、それなりのコンテンツでも上位を取れるのも事実です。

とは言うものの、せっかく作るのならば、今できる最高のものを作るのがクリエイターとしての本望だと私は思います。

コンテンツ=情報

Web業界ではよく「コンテンツ、コンテンツ」と呼ばれますが、ここで改めて定義し直してみたいと思います。

コンテンツ(Content)は日本語に直すと、「中身」や「内容」という意味があります。つまり、サイト内に作られた「内容」をそう呼ぶわけですが、簡単に言えば情報を指していると言えます。

どんなサイトでもそうですが、結局そこにあるのは情報です。その情報に価値があるとユーザーが判断すれば、多くのユーザーが利用してくれるようになりますし、検索結果でも上位に上がるのだと私は信じています。

そして、そのためには先ほど挙げた3つの条件が必要なのです。

専門性

まず情報には「深さ」があります。より専門的に述べられた情報ほど深いと判断し、ありふれた情報に対しては浅いといえます。

たとえば私たちが病院に行ったときに医者の発言が信用できるのはなぜでしょうか?それは医者=専門家という認識があるためです。専門家が述べた情報であれば、それは無条件に専門的な(信頼できる)情報だと感じてもらうことができます。

では専門家でなければ信用してもらえないのかというと、そんなことはありません。たとえば、裏金で無理やり医師免許を取った全く能力のない医者と、医師免許は持っていないものの戦場において数千回以上の医療経験をこなした医者ならば、どちらに手術してほしいでしょうか?

つまり、肩書きというブランドも印象を決める大事な要素ではあるものの、本当に大事なことは中身だということです。他にはない専門的な情報だからこそ、ユーザーは特別だと感じてくれます。

網羅性

情報には「広さ」もあります。たとえば「スポーツ」について語ってくださいと言われれば話せることはたくさんありますが、それが「スポーツ」→「野球」→「攻撃」→「バント」という風にキーワードが狭まっていくと情報の広さも変わってきます。

そして、コンテンツを作る際はこの情報の広さを意識し、網羅的に満たしてあげるページを作るべきです。

せっかくあなたが作ったページにユーザーが訪れても、その網羅性が60%しかなければ「何だか物足りないな」と感じ、足りない情報を探すために他のサイトへ行ってしまうわけです。でももし、その網羅性が100%と言わずとも90%も満たしていれば、ユーザーは満足します。

そして、ユーザーを満足させることで「このサイトには他にも良い情報がありそうだ」と思ってもらうことができ、リピーターになる可能性が高まるわけです。

ただし、ただ網羅的に情報を集めるだけでは、他のサイトと差別化するのは難しいです。それではウィキペディアやNAVERのようなまとめサイトと変わらなくなってしまいます。他のサイトと差別化するには、1つ目の「専門性」と次に解説する「独自性」が重要になります。

独自性(オリジナリティ)

最後は「独自性」です。ただし独自性といっても、自分がゼロから生み出した情報というわけではありません。

ランサーズなどのクラウドソーシングでよく見かける依頼に、「オリジナルな文章で書いてください」と注意書きがありますが、あの説明では抜けているように感じます。あれでは、「自分独自の情報を書いてください。」と言われているような気になるためです。

(そう思うのは私だけでしょうか・・・?)

独自性(オリジナリティ)とは、あくまでオリジナルの方法で情報を伝えるというだけです。

たとえば、先ほど「網羅性」の解説でスポーツの話を出したと思いますが、あれも独自性と言えます。情報の網羅性に関する話題は既に出回っている情報ではありますが、スポーツを交えて解説することでオリジナルのコンテンツになっています。

つまり、独自性とは過去の体験や自分なりの考えで語ることを言います。

Googleが掲げる10の事実

検索エンジン「グーグル」のトップページではいきなり検索入力画面が表示されますが、ちゃんと会社概要などのページもあります。またその中には「Googleが掲げる10の事実」というページがあり、実はここにも検索順位の秘密が隠されています。

Google が掲げる 10 の事実 – 会社情報

 

そのページの1番最初にあるのが、

「1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」

です。

つまり、先ほど挙げた3つの条件のように、ユーザーのことを真剣に考え、それをページ上で表現できれば、結果は自然についてくるということです。

まず出来ることからやる

ただし、ここまで話しておいてこんな事を言うのもなんですが、最初から全てを満たそうとする必要はありません。特に1つ目の専門性は簡単にできることではないためです。専門性を表現するには、その分野に対する勉強や実践も必要になりますし、時間もかかるためです。

そのため、最初は2つ目と3つ目から実践してみることをオススメします。

ユーザーが知りたい情報をちゃんと返す(網羅性)、コンピューターが自動で書いたようなありふれた文章ではなく、自分なりの伝え方で語ること(独自性)、この2つを満たすだけでも十分に価値あるコンテンツを生み出すことは可能です。

その記事が良いかどうか決めるのはユーザー

その記事は役に立ってる?

「この記事は役に立っているだろうか」
「公開した記事の効果を知りたい」

あなたがウェブマーケターであれ、アフィリエイターであれ、企業のウェブ担当者であれ、このような悩みを抱えているかもしれません。せっかく時間をかけて作ったコンテンツでも、効果を測定しなければ「数撃ちゃ当たる」のギャンブルと同じです。

「公開したから、はい終わり」ではなく、しっかり後は追っていきたいもの。そうは言うものの、「どのように効果測定すればいいか分からない…」という悩みは、私も日頃からよく相談を受けます。

そこで今日は、誰でもすぐに実践できるコンテンツの質をチェックする方法を紹介しようと思います。

ユーザーは記事を読まない

まず大前提として、大事な話をしておきます。今からする話を聞いたことがない方は驚くかもしれませんが、あなたのウェブサイトに来るユーザーは、実は記事を読みにきてはいません。正確に言うと、読むのではなく、見に来ていると言えます。

まずページにたどり着き、タイトルや見出し等をザッとチェックする。

そこで興味のありそうな内容であれば、太字や赤字、背景色、画像、動画など、特に気になるポイントをチェックする。

そこで更にコミットしたユーザーのみ、全体の記事を丁寧に読んでくれます。

ということは…

つまり何が言いたいかというと、本気で「良いコンテンツ」だと感じてくれたユーザーしか、記事をじっくり読まないということです。また、逆に言えば、じっくり読まれる記事というのは、ユーザーが知りたいことに正しく答えた、良質なコンテンツとも言えますね。

ということは簡単な話、今すぐ手軽に記事の質を確かめたいなら、その記事の平均滞在時間をチェックすればいいのです。大概のアクセス解析ツールであれば、各記事の平均滞在時間は確認できるはず。私はグーグルアナリティクスを利用していますが、かく言う私も滞在時間は常々チェックしています。

そうは言うものの、一体何分読まれていれば合格なのかという疑問もあるかもしれません。滞在時間にも目安があり、ただ長ければいいというわけではないのです。

平均ページ滞在時間の正解

でも、その考え方は簡単です。その記事を読むために必要な時間に近ければ近いほど正解に近いと言えます。「読書速度測定」によると日本人の分間読了単語数は400~600文字だそうです。ということは、あなたが調査したい記事の全体文字数を先ほどの数字で割れば、おのずと答えは出てくるはずです。

例えば、今あなたが読んでいるこの記事は全体で2153文字あります。

そのため、読了単語数を500文字とした場合、2153文字÷500文字=4分18秒となり、平均滞在時間が4分18秒であれば、この記事は十分に役に立ったといえるわけです。

ユーザーの属性によっても異なる

ただし、この計算方法には注意点もあります。それは平均読了単語数で測れない部分も存在しているということ。

例えばこんな例。

あるコンプレックスに悩む女性。その悩みを解決するために、あなたのサイトに辿り着いた。

このケース、多くの場合は平均滞在時間が平均読了時間より長くなるはずです。なぜなら、同じ文章であっても、その悩みを抱えた人間とそうでない人間では言葉の重みが違うためです。言葉に重みを感じれば感じるほど、文章を読むスピードは遅くなります。

1文を読む度に辛い思い出を思い出したり、解決策を考えたりするためです。

また、記事内にワーク形式のコンテンツやアンケートタイプのコンテンツがある場合も、平均読了時間では評価できない可能性があります。

そこで更におすすめなのでが、本物のユーザーにテストしてもらう方法です。本物のユーザーと聞くと実際にあなたのサイトに来ている人を思い浮かべるかもしれませんが、そんなことはありません(もちろん、本物が一番良いですが…)。

でも、サンプルユーザーなど、探せばいくらでもいます。

社員や知り合い、クラウドソーシングでも

たとえば、あなたの会社や友人などで協力してくれそうな人がいれば、その人に実際にテストしてもらうといいでしょう。読み終わるのに何分かかったのか、どんな風に感じたか、最高のフィードバックになるはずです。

また、周りに強力してくれる人がいないなら、ランサーズ等のクラウドソーシングを利用するという手もあります。こういったクラウド系のサービスを活用すれば、サンプルユーザーを大量に集めることが可能です。

↓ ↓ ↓

クラウドソーシング「ランサーズ」

 

ランサーズにはタスクという機能があり、例えばある特定の悩みを抱えたテスターだけを集め、実際にあなたの記事を読むのにかかった時間、気付いた点などを聞き出すことも可能です。私が活用したときも1テスター10〜20円程度で集められました。

平均滞在時間を調べる程度なら10テスターも居れば十分だと思います。経費でいうと100〜200円で済みます。あなたがこの金額を高いと思うかは分かりかねますが、この金額でコンテンツの質を正しく評価できるのであれば、私は安いと思っています。

いずれにしても、あなたの頭の中だけでコンテンツの質を判断するのは適切とは言えないでしょう。相手の顔が見えないWebの世界だからこそ、生身の人間に協力してもらいテストすることが大事なのです。